GAME REPORTS
2016.05.22 15:30KO @大阪体育大学
関西学生サッカー選手権大会 4回戦
vs 京都学園大学
○3-0(1-0)



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 関西選手権4回戦。相手は前日同じ学生リーグ1部で戦う近畿大をPK戦の末に下した京都学園大学。何が起こるかわからないトーナメント戦。3回戦の流科大戦以上に気を引き締めて試合に入っていきたいところ。
 前半、関大のボールでキックオフ。立ち上がりからこの日は左MFでの出場となった塩谷や森主、竹下とシュートを浴びせるもゴールは割れない。ボールを保持はするもしっかりとしたブロックを敷いてくる相手を崩しきれない。逆にパスミスなどからピンチを招き16分、17分と立て続けにCKを与えるも荒木、諸石を中心としたDF陣がしっかりとボールを弾きかえす。そして23分、中央で受けた竹下のスルーパスに加賀山が裏へ抜け出し、相手DFが堪らずファウルを犯し、PKを獲得。これを加賀山が蹴り込むも相手GKにセーブされる。しかし竹下がこぼれ球に反応し最後は森主が押し込み待望の先制点。ここから畳み掛けていきたいところだが試合は一進一退の攻防となる。京都学園大の縦に速い攻撃に苦しめられるも中盤で豊富な運動量をみせる森主が何度もボールカットする。しかしその奪ったボールを前線との息が合わず、すぐに失ってしまう。39分には布施のパスに、41分には藤村のパスに竹下が反応し2度ネットを揺らすもオフサイドの判定。このまま前半は1-0で終了。
 後半、何としても追加点が欲しい関大。開始から積極的に相手DFラインの裏を狙う。51分には布施のキープから森主のミドルシュート、60分には藤村のクロスから加賀山がシュートを放つも依然としてゴールが遠い。70分には布施に代わりスピードが武器の平尾を投入。縦への推進力を高める。しかし76分、自陣でのパスミスからピンチを招く。黒川、荒木が振り切られ、ゴール前へパスを通されネットを揺らされるもオフサイドの判定に救われる。そして83分、試合は動く。竹下のパスから左サイド塩谷の狙いすましたシュートがゴール右隅に決まる。さらに85分、右サイドを飛び出した竹下がシュートを放ち、ブロックされたボールがゴール前に走り込んでいた森主の足元に。それをしっかりと押し込み追加点。その後、吉井、中井を投入しさらに攻撃の勢いが増す。吉井、竹下と絶好の得点機会を迎えるも決めきれない。試合は3-0で終了。
ゴール前での決定力不足や細かいミスが目立ったこの試合だったが、身体を張ったプレーやチームのために走り回る姿が見られた。次の相手はリーグ戦では惜しくも敗れ、リーグ戦首位を走る阪南大。総理大臣杯出場権獲得まであと1勝。1週間、最善の準備を尽くして今度こそは勝利を掴みとりたい。


文 責:岸田 勝太郎(2回生)
確認者:前田 雅文




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