GAME REPORTS
2016.06.04 14:00KO @ヤンマースタジアム長居
関西学生サッカー選手権大会 決勝
vs 大阪体育大学
○3-2(1-0)
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関西選手権決勝。関西大学として今シーズン初タイトルを獲得するチャンス、相手は関西学生リーグ第2節で戦い敗戦を喫した大阪体育大学。何としても勝利しリーグ戦、総理大臣杯に向けて弾みをつけたい。
その試合はお互いペースを掴むためにロングボールが多くなる。前半10分を過ぎた頃から細かいパス交換などでチャンスを掴みだす。お互いにチャンスを増やしひやりとさせられる場面が多くなる。前半29分ついに均衡が破れた。塩谷がサイドでファールを受けその藤村のフリーキックに加賀山が頭で合わせ待望の先制点が生まれる。その後も左サイドを中心にチャンスを多く演出する。前半終了間際に関大に大ピンチが訪れる。コーナーキックからフリーでヘディングを合わされるとこぼれ球を拾われシュート。しかし森主がゴールラインぎりぎりでクリアをし危機一髪のピンチを防いだ。前半は関大が1対0でリードし折り返す。
後半、前半の勢いのまま大阪体育大学に攻め込まれる。しかし、関大の守備陣の堅い守りによりゴールを割らせない。しかし後半10分。左サイドからのフリーキックを得た大阪体育大学。クロスを頭で合わせられ失点。この失点に奮起した関大は怒涛の攻撃が始まるFW竹下にボールが集まると関大の持ち味である細かいテンポのパス回しで大阪体育大学の守備陣を錯乱していく。後半32分途中交代の平尾がチャンスを作る自慢のスピードを生かし縦を突破、そして平尾のクロスを加賀山が体を張ったヘディングで、この日2点目。関大に歓声が響きわたる。しかしその後すぐ相手のスーパーボレーシュートが決まりまさかの同点。試合は延長戦に持ち込まれると思った。しかし、今日の関大は違う。後半終了間際左サイドから平尾が1人、2人、3人とかわしペナルティーペリアで倒される。審判は迷わずPKスポットを指差し関大にPKの大チャンスが訪れた。関大サポーター、全員が手を握りゴールを信じた。キッカーは竹下。笛の合図と共に蹴ったボールはキーパーの逆を取りゴールネットに突き刺さった。
そして、試合終了。応援、選手、スタッフ、すべての人が一丸となり全員サッカーを、体現した結果が3年ぶりの関西選手権優勝という結果に結びついた。しかし関西選手権優勝はあくまで通過点に過ぎない。私たち関西大学体育会サッカー部が目指すのは全員サッカーで日本一だ。この結果に慢心することなく次の目標である、総理大臣杯優勝を目指し関大の素晴らしい応援、プレーを全国の舞台で見せつけたい。
文 責:松山 大成(2回生)
確認者:前田 雅文
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