GAME REPORTS
2016.06.12 11:30KO @三木総合防災公園陸上競技場
関西学生サッカーリーグ 前期 第8節
vs 桃山学院大学
○2-1(0-0)



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関西選手権を優勝して現在、公式戦8連勝中と波に乗る関西大学。リーグ再開となった第8節の相手は、勝点差3で上にいる5位の桃山学院大学。リーグ優勝するためには負けられない一戦である。
前半1分、加賀山のパスを受けた竹下が力強いドリブルでシュートまでもっていく。前半7分、コーナーキックからのカウンターで藤村のラストパスに加賀山が抜け出してシュートを放つが、惜しくもオフサイドでゴールとはならない。前半15分、相手にボールを持たれる時間が多くなってくるが荒木、諸石を中心に粘り強い守備を見せる。前半25分、相手のコーナーキックのカウンターを竹下→藤村→加賀山とつなぎシュートまでもっていく。前半40分セカンドボールを拾えるようになり、関大がボールを回す時間が増えてくる。前半42分には相手にサイドを崩され、キーパーとの1対1の場面になるが、守護神の前川がビッグセーブでピンチを防ぐ。前半は0-0で終了する。
後半立ち上がり4分、相手の強烈なミドルシュートが関西大学を襲うがクロスバーに当たり救われる。後半5分、布施を起点に右サイドを崩し、池端がクロスを上げるも惜しくもゴールにはならない。後半13分、藤村のスルーパスに再び池端が抜け出し、絶妙なクロスを上げるもゴールを決めることができない。すると後半17分にペナルティエリア付近で相手にミドルシュートを決められ失点する。流れを変えたい関西大学は後半19分塩谷に代わり抜群のスピードに乗ったドリブルを武器とする平尾を投入する。さらに後半25分、何としても勝ちたい関西大学はしなやかなドリブルと決定力が武器の吉井を投入する。後半27分、黒川が起点で攻撃が始まり最後には再び黒川がシュートを放つもゴールにはならない。しかし、間違いなく関西大学のゴールが近づいてきている。後半30分には、平尾のクロスに布施がシュートを打つが惜しくも外れる。後半33分ゴールから約30メートルのフリーキックのチャンスをつかむ。藤村の正確なボールを諸石がヘディングで叩き込み同点ゴールが決まる。勝利する為に、あと1点が欲しい関西大学は後半35分、池端に替えて無尽蔵のスタミナとスピードが武器の飯塚を投入する。その飯塚が何度もスプリントを繰り返しゴールへ迫る。そして、後半45+3分、竹下のポストプレーから抜け出した吉井が冷静にゴールへ流し込み逆転ゴールを決める。その後も関西大学は最後まで集中を切らさない。このまま2-1で試合が終了する。
これで関西大学は公式戦9連勝となった。しかし、その中で1試合も簡単な試合はなかったはずだ。常にチャレンジャー精神を持ち、目の前の試合を勝つために1日1日の練習から準備してきた結果である。次の試合も厳しい闘いになるだろう。ここからさらに気を引き締めて勝つ為の準備をして次の試合に挑みたい。




文 責:里岡 航(2回生)
確認者:前田 雅文




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