GAME REPORTS
2016.06.19 10:15KO @NTT淀総合運動場
関西学生女子サッカーリーグ 春季 順位決定トーナメント3位決定戦
vs 明治国際医療大学
●1-1(PK2-3)
先発:辻本菜 岸本 河﨑 国広 金子 橋本七 辰巳 村田 加藤 濱→宇山 吉田
得点:3’ OG
前節は惜しくもPK戦で敗れ、一部昇格の可能性は断たれたが、3位を決める明治国際大とのこの試合。来週から始まる皇后杯に向けて良い流れを掴むためにも、なんとしても勝利したい。
悪天候の中でのキックオフ。立ち上がりはシンプルにボールを前に送りながらも、中盤では細かいパスをつなぎながらゲームを組み立てていく。すると前半3分、相手のDF陣のミスからオウンゴールとなり、関大が先制する。思わぬ形での得点となったが、早い時間に得点できたことにより関大が流れを掴んだ。関大ペースで試合を進めチャンスを多く演出するも、決定力に欠け、追加点がなかなか奪えない。得点を奪えないまま前半終了かと思われたが41分、相手のカウンターをくらい、自陣ゴール前でGKとの1対1のピンチを迎えるも、これをGK辻本が抜群の反応を見せビッグセーブ。前半を1-0で折り返す。
風雨が強さを増し、視界も遮られるほどの悪天候で後半がキックオフ。明治国際大は立ち上がりから激しいプレスをかけ、関大は少し押され気味な展開に。すると後半2分、相手にロングシュートを決められ同点とされてしまう。勝ち越しゴールを狙う関大。失点後は辻本、河崎、岸本を中心に安定した守備で後方からチームを支える。後半32分には濱に代わりFW宇山が入り、攻撃にアクセントを加える。しかし得点を奪えず1-1のまま後半終了。勝敗を決めるためのPK戦に突入する。
関大の先攻。1人目の河崎が難なく決め、明治国際大の1人目のキッカーを辻本が見事ストップ。関大2人目の村田がストップされるも、明治国際大の2人目が失敗。1-0と関大が優勢であったが、関大は3、4人目も決めることができず、対する明治国際大は3、4人目が決める。1-2となり、関大5人目の辰巳が決め望みを繋げるものの、相手の5人目が決め、PK戦は2-3で敗れた。
敗れはしたものの、ここで下を向いてはいけない。来週には皇后杯が始まる。相手は強豪の大阪体育大だ。この試合に向け、1週間最高の準備をして、何としても勝利に繋げたい。
文 責:松山 瑞生(4回生)
確認者:百済 直樹
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