GAME REPORTS
2016.07.02 18:00KO @立命館大学原谷グラウンド
Iリーグ Eブロック 前期 第9節
vs 立命館大学Ⅱ
●0-4(0-3)
先発:山本一 寒川→山田 堀之内 鈴木健 藤井→梅田 雨郡→坂東 高野 山本亮 竹岡→本田 犬飼 西村→安田駿
得点:
前期最終節を残し、迎えた第9節。前節、大阪学院大学IVに4-0と快勝し、勢いの乗る関大SOLEOの相手は立命館大学Ⅱだ。勝ち点3が求められる試合だが、終始攻め込まれる展開となった。
立ち上がりは前からのディフェンスで西村が追う形で試合に入るも、相手はパスをどんどん繋いでいくポゼッションで、相手との距離が遠いのが印象に残った。相手とのディフェンスの距離を詰めたいところだが、間延びして距離を詰められず、中央からサイドへと崩されるシーンが多く目立った。前半8分相手のクロスからヘディングで合わせられる危ない場面があったが、堀之内のクリアではね返す。しかし、またもや相手のポゼッションから右サイドをえぐられシュートを打たれる危ないシーン。この時、後ろからの指示があればボールの奪い所がもっと明確になっただろう。センターバックからのロングボールで、サイドバックが相手の裏でボールをもらえるシーンがあったが、うまく合わせることが出来ず、ディフェンスの時間帯が続く。動き出しとロングボールの質が噛み合えば相手にとって怖い攻撃ができたと思う。前半31分に相手の縦パスからターンされ、最後は低い弾道のシュートで失点してしまう。その1分後には右サイドの突破を許しクロスのこぼれ球を押し込まれ失点。0-2となり、簡単に縦パスを通される場面がこの時間帯は多く目立った。もっとコート内でマークの確認の声や、チームを鼓舞する声が欲しいところだ。タッチ数を少なくし、パスを回せられれば、自分たちの時間帯がもっと多くなっただろう。前半も終盤に差し掛かり、得点が欲しいところだ。しかし、相手のペースでパスを回され、前半40分ゴール前の混戦から相手の浮かしたパスに反応できずシュートを打たれ失点。0-3となり、ここで前半終了。前半の課題を修正し、関大SOLEOの攻撃力で得点を重ね、逆転勝利を期待する。
後半が開始して、関大SOLEOは積極的に得点を狙いに行く。前への推進力が増し、テンポのいいパス回しが出来ているが、シュートまでの糸口がつかめず得点を奪うことができない。相手の攻撃を必死の守備で跳ね返すものの、セカンドボールが自分たちより、相手の方が拾う場面が多く、相手のポゼッションが続く。関大SOLEOはメンバーを代え、フレッシュな選手を投入。後半25分から押し込む場面が増えるが、シュートはほとんど枠をとらえず。裏を狙う動きがもっとほしいところだ。そんな中、後半35分、一瞬の隙を突かれ裏へ抜け出されゴール上方にシュート。ネットを揺らされ失点し、0-4となった。走り続けた関大SOLEOだが、終了間際まで相手のポゼッションサッカーに苦しめられ、そのまま試合終了のホイッスル。
この試合では多くの課題が出た。パスをつないでボールポゼッションをしてくる相手に対して、どう戦うのか。臨機応変さも大事なのがサッカーだと思わされる試合となった。もう一度、練習からの声掛けを増やし、トレーニングの質を向上させたい。次節の大阪産業大学戦では、勝ち点3をもぎ取り、前期をいい形で締めくくりたい。
文 責:杉原 世称(1回生)
確認者:岩切 浩二
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