GAME REPORTS
2016.07.03 11:30KO @J-GREEN堺 メインフィールド
関西学生サッカーリーグ 前期 第11節
vs びわこ成蹊スポーツ大学
○2-0(2-0)



公式記録はこちら


10連勝と波に乗っていた関西大学TOPチーム。しかし前節の大院大戦で勝ち点を逃し連勝をストップしてしまった。しかし今日は前期最終節ということで勝ち星を挙げ、勢いを取り戻したいところだ。
びわこ成蹊スポーツ大学ボールでキックオフ。試合開始直後はボール保持の時間が両者ともに少なく、落ち着かない時間が続き、前半5分に中盤にフリーで前を向かれミドルシュートを打たれるも前川の好セーブ。前半6分には左サイドから森主がクロスをあげ、竹下に合わすも枠を捉えきれない。両者ともに一進一退の攻防を繰り広げる。そしてはやくもゲームは動いた。前半11分、森主からの絶妙な浮き球パスを塩谷が頭で合わせ冷静にゴールへ流し込み、1-0。しかし得点直後、相手にゴール前まで押し込まれ、冷やっとするシーンを迎えられるも、失点を避けることができ、相手に流れを与えない。前半の半分が経過したあたりから徐々に、ボールも落ち着き関西大学がボールを握り始めシュートの場面が増えた。そして前半34分、加賀山のシュートから得たコーナーキックを鯉沼がしっかり合わせ、2-0。前半終了間際、何度かびわこ成蹊スポーツ大学に押し込まれるも、前川のビッグセーブやDFラインの体を張ったプレーにより無失点で前半終了のホイッスル。
後半立ち上がりから関西大学がボールを握る。後半6分藤村の絶妙パスに竹下が抜け出しキーパーと1対1のチャンスを作り出す。しかし得点には至らない。後半15分スローインから加賀山がゴール前までドリブルで持ち込みシュートを打つもゴールには及ばず。得点を奪いきれないが、後半は前線からの守備が光り、相手陣内でプレーできている。後半の半分を過ぎたあたりは相手のカウンターに対しても中盤がプレスバックや、ディフェンスラインの堅い守備により相手にチャンスを与えない。後半30分、塩谷に代わり清永。後半35分、藤村に代わり平尾。両サイドの選手を変え一気に畳み掛けてほしい。後半37分、鈴木に代わり石井。後半38分、良い流れから清永、加賀山が立て続けにシュートを打つもゴールとはならない。後半40分荒木がDFラインからボールを奪い、そのまま荒木がゴール前まで駆け上がり、平尾のクロスを荒木がヘディング。とても流れのはやい良い形のカウンターを見せる。守備では最後まで落ち着きを見せ無失点のまま試合終了のホイッスル。
2-0と前期最終節を完封勝利で収めた。この勢いのまま夏に迎える総理大臣杯に望み、目標である全国制覇を成し遂げたい。


文 責:大塚 優二(2回生)
確認者:前田 雅文




戻る