GAME REPORTS
2016.07.09 10:00KO @大阪産業大学生駒第9グラウンド
Iリーグ Eブロック 前期 第1節
vs 大阪産業大学Ⅳ
●1-5(1-3)
先発:松山瑞→駒井 山岡→田子 藤井 鈴木健 吉松 寺脇→山下健 竹岡 田淵→川口 畑中 田上 池内
得点:23’ 田上
雨で、グラウンドコンディションの悪い中、敵地で行われた前期最終節。この試合に勝って前期の集大成を見せ、後期に弾みをつけたいところだ。
立ち上がりから、グラウンドが悪く、シンプルな攻防が続いた。先に仕掛けたのは関西大学。寺脇が裏に抜けシュートを打つもキーパーの正面。その後、大阪産業大学のコーナーキックが立て続くも、ディフェンス陣が難なく対処。しかし、またも大阪産業大学にチャンスを作られしまう。右サイドに展開され、シュートまで持っていかれるが、枠を外れる。展開される前に、もっと球際を強く行きたいところ。それからは一進一退の攻防が続く。前半18分、ロングボールが相手FWにつながり、打たれるも松山瑞のナイスセーブ。その直後に粘り強い守備から、竹岡のパスから池内がシュートを打つも左をかすめる。関西大学に攻撃の流れが出てきだし、前半23分に右サイドから中央で受けた田上がゴール右上にシュート。これが決まり、関西大学が先制する。だが、得点直後の緩みから、ロングシュートを決められてしまい、大阪産業大学に追いつかれてしまう。得点した後はもっとグラウンドのことも考えてシンプルにすべきだった。失点してから相手に流れが傾いてしまう。そして、ロングボールに抜け出した相手に決められ1-2と逆転許してしまう。その後も上手くディフェンスの修正ができず、ゴール前からのシュートでまたも失点される。関西大学は裏へもっとボールを送り、相手の嫌がることをして、前半の内に流れを取り戻したい。また、選手同士の会話をもっと増やして、ディフェンスの連携を深めていきたい。前半終了間際に相手のミスでバックパスを奪い、田上が自らシュートするもキーパーに防がれてしまう。後半に望みをつなぐためにも得点したいところだったが、前半が終了。
前半は、失点した後の対応がまずく、失点を重ねてしまったので、コミュニケーションを取り、もっと球際を強く行くようにしたい。そして、逆転するためにも守備も大事だが、攻撃に重きを置いて、相手の裏を取り、嫌がるプレーを増やしていきたい。
後半は、関西大学のキックオフで開始。後半から交代したGKの駒井が、相手コーナーキックをパンチングで防ぐ。その後のカウンターの流れから、後半11分にスローインからダイレクトで田上がクロス、これに池内がヘディングで合わすもキーパーの正面。この流れの中で得点したいところだ。後半12分に寺脇と交代して山下健を投入。得意のパスで攻撃にテンポをもたらしたい。その後は、お互いの守備陣が攻撃を許さず、一進一退の攻防が続く。後半21分には、山岡に代わりDFの田子を投入。これ以上の失点を防ぐためにも、守備をもう一回締め直していきたい。しかし、後半28分にまたも失点してしまう。スルーパスでディフェンスラインを崩され、右サイドからのシュートがゴールへ。関西大学は厳しい展開になるが、最後まで諦めず、闘志を見せて戦ってほしい。後半32分、カウンターの流れで得たコーナーキックでこぼれ球に反応した田淵がシュートを打ち、それを竹岡がコースを変えるも外れてしまう。後半33分、田淵に代わり川口を投入。嫌な流れを変えたいところだったが、その後に右サイドからのシュートのこぼれ球に詰められ失点を許す。関西大学は後半38分からチャスンスが続き、田上の折り返しに川口が強烈なシュートを放つもバーに嫌われる。その後も、いい崩しからゴールに迫るも、得点に結びつかない。関西大学の代表としてピッチに立ってるからには、誇りを持って最後まで走りぬいて欲しい。ロスタイムには相手左サイドを崩すも、ゴールが遠かった。そして、1-5のまま試合終了。
前期最終節は勝てず、課題が残ったゲームになった。関西大学に足りなかったのは、ゴール前での決めてやるという気迫や執念だ。これからは中断期間に入るので、個人やチームの課題を改善し、レベルアップしたい。そして、後期で勝つために、また、全員サッカーで日本一を目指すために向上心を持ってやっていきたい。
文 責:朝倉 陸(1回生)
確認者:岩切 浩二
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