GAME REPORTS
2016.07.27 18:00KO @鶴見緑地球技場
天皇杯大阪予選 関西社会人代表決定戦
vs St.Andrews FC
●1-2(1-0)



先発:白澤 吉塚 安田拡→門坂 安田有 阪本 長尾 松井 三井 中堀→鐘尾 永松→鎌田 古庄→大久保
得点:7 古庄


前回行われた、全国社会人サッカー選手権関西予選の京都府警察本部サッカー部戦では、延長後半で得点し、苦しみながらも勝利をつかんだ関大FC2008。今回の天皇杯大阪社会人決定戦の相手は、関西サッカーリーグ2部に所属するSt.Andrew's FCという、桃山大学の社会人チームであった。
前半の立ち上がりは、練習で取り組んだ前線からのプレスに行くことができ、またセカンドボールも拾えていた。7分には、コーナーキックから吉塚の折り返しに古庄が合わせ得点し1-0となり、こちらに流れがきているように思えた。しかし、そこから前半終了までボールは保持するも、相手陣地の深い位置までいって崩すということがあまりできず、追加点をあげることができなかった。原因としては、相手コートに入ってから、片方のサイドだけで単調な攻撃をしていたからで、相手に追い込まれる前にサイドチェンジをして、もっと左右に揺さぶればチャンスも増えたと思う。
後半の立ち上がりは、相手のスキをついて古庄が背後に抜け出しキーパーと1対1になったり、9分にも相手のミスから永松がキーパーと1対1になったりと、チャンスがあり、良い入り方だった。11分には、ここからさらに前線からのプレスと攻撃に勢いをつけるために古庄、中堀に代えて、大久保と鐘尾が入った。 しかし、良い流れを呼び込むことができず、18分に相手に右サイドを突破されクロスからシュートを決められ1-1となる。同点にされてしまったものの、ボールは保持できていることから、焦らずにシュートまでもっていきたいが、前半と同様に相手の深い位置まで侵入することができない。そこで、28分にスピードがあり、ドリブルでボールを運ぶことのできる鎌田を永松と代える。チャンスはいくつかあったものの、得点が奪えず、このまま延長に行くかと思われたが、38分にミスからカウンターをされ失点してしまい、1-2と逆転されてしまった。なんとか同点しようと、必死にボール追いかけ、ゴールに向かって行くが、そのまま試合は終了した。
序盤で先制し、試合を有利に進めていたにも関わらず、逆転されて負けてしまったという点で、やはりシュートを決めなくてはいけないところで決めきれなかったり、最後まで守りきれなかったりと個人の弱さや、試合に出ている選手の中でリーダーがいない等のチームとしての一体感が欠けてきているように思えた。天皇杯出場はできなくなったが、まだ全国社会人サッカー選手権の予選は続いているので、その試合に向けてまずはしっかりと反省し、その上で気持ちを切り替え、全員がチームのために何ができるのかを考え行動し、チームとして団結力を高めていこうと思う。


文 責:古賀 琢也(4回生)
確認者:保手濱 直樹





戻る