GAME REPORTS
2016.08.07 11:00KO @橿原陸上競技場
全国社会人サッカー選手権 関西大会
vs エストレラ姫路
○2-0(0-0)



先発:白澤 吉塚 安田拡 安田有 阪本 島田 長尾 三井→三浦 松井→古庄 大久保 永松→鐘尾
得点:42 島田 46 大久保


全国社会人サッカー選手権関西大会1回戦の京都府警との試合を延長戦の末、1-0で勝利し、むかえた2回戦。エストレラ姫路に勝ち、全国への切符を掴み取りたい関大FC2008。
立ち上がりが大切と話していた関大は、前半1分にコーナーキック、4分に長尾のシュートで良い入り方をする。これを耐えたエストレラ姫路はカウンターで攻めてくる。エストレラの前線の3人は足が速いので、DFとGKがしっかり連携をとって対応してほしい。前半18分に連続して獲得したコーナーキックから松井がシュートを放つも惜しくも外れる。関大がチャンスを作り続けるがなかなか点が取れない。関大ペースが続くが前半25分、エストレラ姫路のFWが足の速さを活かしてプレスをかけてきて、ピンチになる。DF陣は球離れを早くしたり、簡単に外に蹴り出すなどして低い位置でボールを奪われないようにしたい。両チーム点が取れず、0-0のまま前半が終了する。
ハーフタイムに入り、全員でコミュニケーションをとり、後半の戦い方を話す。全員が後半に向けて話していて、後半に点をとって勝負を決めてくれると思える良い雰囲気。DF陣は簡単にプレーすることを共通認識として持ち続けて欲しい。攻撃ではエストレラ姫路のDFラインが揃っていないので、二枚目からや入れ替わりなど連動して裏を取れば、チャンスを作れるはずだ。
良い雰囲気で入った後半2分、コーナーキックから島田がヘディングで合わせゴールを決める。攻撃の手を緩めない関大FC2008は、後半6分にも大久保がゴールを決め、2-0とリードを広げる。サイドから良い攻撃ができ、関大が流れを掴むが、前がかりになりすぎてカウンターを受けないように、リスク管理を徹底してほしいところ。後半26分に、カウンターを受けるが、永松と交代して入った鐘尾がスライディングでピンチを防ぐ。カウンターはチーム全体で体をはって守ってほしい。後半34分には三井に代わり三浦が入り、後半37分には松井に代わり古庄が入る。攻撃的な選手を続けて交代し、3点目を奪いに行く。追加点を取って勝負を決めてほしい。後半の終盤から、エストレラは前に残っている選手が多くなっている。シュートで終わるなどはっきりしたプレーでカウンターをさせないようにしていきたい。しかし、あくまで3点目を奪いに行く姿勢は失わないでほしい。最後まで攻め続け、チャンスを作り続けたが追加点は取れず試合終了。
この2回戦を2-0で勝利することができ、全国への切符を掴み取ることができた。1週間自分たちで練習メニューを組み、自分たちで練習をしたことで選手1人1人が練習を作り出す意識が強くなっていて、雰囲気もよくなっていたと思う。これからの練習でも自分たちで練習を作り出すという意識を忘れず、良い雰囲気を持続させて良い夏にしたい。


文 責:岩瀬 有貴(3回生)
確認者:保手濱 直樹





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