GAME REPORTS
2016.07.06 20:00KO @ヤンマーフィールド長居
第40回 総理大臣杯 1回戦
vs 北海道教育大学岩見沢校
○6-0(2-0)



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ついに総理大臣杯が始まる。全員サッカーで日本一を達成することが出来る最初の大会。絶対に勝って2回戦に繋げたいところだ。雷の影響により2時間遅れてキックオフ。
立ち上がりは相手が関大のスピード感についてこれず、ファールを連発。セットプレーでのチャンスが続く。藤村から精度の高いボールが上がるがチャンスを生かしきれない。前半6分には左サイドから黒川がカットインし、森主に繋ぎ、森主のスルーパスに加賀山が抜け出し、右足で冷静に流し込み先制。早い時間に先制点が取れ、良い流れを作れた。しかし、8分にピンチが訪れる。右サイドを崩されシュートを打たれるも、前川がセーブ。今日も安定したセービングを見せる。前半10分には右サイドの池端のスルーパスに抜け出した竹下がクロス。それに加賀山が左足で合わせ追加点。これにより試合は関大ペース。関大の持ち味である細かいテンポでのパスが繋がる。守備面ではサイドの裏を狙ってくる相手に対して、しっかりとカバーリングが出来ている。ロングフィードに対しては荒木、諸石の2人が空中戦の強さを遺憾無く発揮している。竹下がしっかりと前線でボールを収め、良い起点となるが、得点にはつながらず。お互いにチャンスを作りきれない状況が続く。そんな中、前半35分に右サイドから森主の高めのクロスにファーサイドの加賀山がヘディングで合わすもキーパーに阻まれる。ここで前半終了。
立ち上がりに2点をとることができ、いい流れで試合が進められている。センターバックのヘディングの強さや、中盤でのパスワークなど、関大の良さが出ている。セットプレーが多くあるので得点に繋げたい。前線からプレスをかけた時に中盤の位置で奪うことができているので続けたい。相手のフォワードが流れた時のサイドの裏へのボールの対応を集中を切らさずに続けてほしい。
2-0で迎えた後半、3点目が鍵となる。先に動いたのは関大、53分に藤村のコーナーキックに荒木が頭で合わせるが、惜しくもバーの上へ。ここで勢いに乗れるか。しかしここから相手のワンタッチプレーが増え、ボールを奪えず、押し込まれる展開が続く。だが集中した守りでシュートまではいかせない。63分、塩谷に代わり布施を投入。攻撃のリズムを作ってもらいたいところだ。そして22分、鈴木のサイドチェンジから池端、布施と繋ぎ、布施の股抜きスルーパスに池端が抜け出し、グラウンダーのクロスに加賀山が合わせ追加点。加賀山はハットトリックを達成した。69分、加賀山に代わり吉井を投入。追加点を狙いたい。直後の70分、鈴木のロングフィードに抜け出した竹下がゴール右上に決め追加点。4-0とする。71分に相手中盤からのスルーパスに抜け出されシュートを打たれるも前川がキャッチする。72分に鈴木に代わり石井、78分に竹下に代わり田上を投入。中盤でボールを奪いゴールに迫るが、あと一歩のところで得点できない。相手のクリアボールに対しては諸石を中心に相手フォワードに簡単には収めさせない。試合は終盤に差し掛かる。89分に石井のスルーパスをワンタッチで流し抜け出した池端の速いクロスに吉井がダイビングヘッドで合わせ追加点。今日も吉井が仕事をした。続く90分には右サイドに抜け出した吉井のクロスに布施が落ち着いて合わせ追加点。途中出場の2人が結果を残した。ここで試合終了のホイッスルが鳴る。6-0で試合を終えた。
自慢のパスワークで相手を翻弄し、6点を決めた攻撃陣の調子も良く、守備では相手のシュートを3本に抑え、良い形で2回戦の順天堂大学戦へと繋げることができた。




文 責:寺脇 拓海(1回生)
確認者:前田 雅文




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