GAME REPORTS
2016.07.08 18:00KO @ヤンマーフィールド長居
第40回 総理大臣杯 2回戦
vs 順天堂大学
●0-2(0-0)



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総理大臣杯1回戦を大勝した関西大学トップチームは、2回戦・順天堂大学との試合に臨んだ。風も少し吹き、心地よい気温の中、関西大学の応援の声がスタジアムに響き渡る。試合は関西大学のボールでキックオフ。前半2分、竹下のロングシュートで幕を開けた。最初、関西大学は前からボールを取りに行くも、順天堂大学のパス回し、ドリブルの精度の高さもあり中々ボールを奪えない。順天堂大学のペースで進んでいた中、前半19分に一瞬の隙をついた竹下が裏へ抜け出しシュート。しかし、これは惜しくもポスト左に外れてしまう。23分にも、鈴木の絶妙なスルーパスに抜け出した藤村がキーパーを抜きさりシュートを放つも、相手選手がブロック。関西大学はコンビネーションで崩しにかかるが、順天堂大学守備の要、CB2枚に阻まれてしまう。一方、順天堂大学はFWやサイドの選手を中心に関西大学ディフェンスを崩しにかかる。34分には順天堂大学が強烈なロングシュート。しかし、関西大学の守護神、前川がビッグセーブ。順天堂大学は高い個人技を見せ、ボールを支配していたが、0-0で前半を終える。苦しい前半となった。
先制点を取りたい関西大学は、後半立ち上がりも前からプレスをかけにいく。しかし、これを順天堂大学は細かいパス回しで何なくかわす。そんな中、後半8分に関西大学がペナルティエリアでファール。これで得たPKを順天堂大学が落ち着いてゴール。先制点は順天堂大学。関西大学は竹下、加賀山を中心に攻め立てるが、順天堂大学のオフサイドトラップにより、中々シュートまでいけない。関西大学の前川がパントキックで会場を沸かせるシーンもあった。後半20分、1点が欲しい関西大学は、塩谷に代え、平尾を投入。直後の22分、平尾が中盤でうまくターンした所を、順天堂大学DFがたまらずファール。二枚目のイエローカードで退場となり、順天堂大学は10人となった。とにかく1点が欲しい関西大学は27分に池端、藤村に代え、布施、飯塚を投入。攻撃のバリエーションを増やしたいところ。交代で入った飯塚が縦を突破しクロスを配給するも、順天堂大学の堅い守備を崩せない。直後、平尾のクロスのこぼれ球を竹下・布施が立て続けにシュートを放つもクロスバーに嫌われる。しかし、完全に関西大学ペース。後半36分には竹下に代え吉井を投入。ゴールに期待したいところ。順天堂大学は足が止まってきていたが、関西大学は走るのをやめない。ロスタイムは4分。関西大学の応援がまだ会場に響き渡っていた。順天堂大学の攻撃に対しては諸石、荒木を中心にシュートまでいかせない。攻撃の手を緩めない関西大学であったが、後半の48分、カウンターで順天堂大学に個人技で突破され、そのままゴール。そして、試合はそのまま終了。
関西大学は、0-2で順天堂大学に敗れる結果となった。この試合で総理大臣杯は終わってしまったが、目指すべき所は日本一。この悔しさをバネに全員サッカーで日本一を取りに行きたいと思う。


文 責:鎌田 麓(1回生)
確認者:前田 雅文




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