GAME REPORTS
2016.10.23 13:15KO @立命館大学原谷グラウンド
関西学生女子サッカーリーグ 2部 秋期 第3節
vs 京都文教大学
○1-0(1-0)
先発:辻本 岸本 河﨑 金子 村田 国広 橋本七→川原→辰巳 加藤→岡田 吉田→川原 濱 ゴギー→岡田
得点:17’ 吉田
両チーム引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるという大事な一戦。相手は前年度から一度も勝てていない京都文教大学。試合前から一層の緊張感と気持ちの滾りを感じる中、試合開始のホイッスルが鳴り響く。
立ち上がりこそ少々ボールの落ち着かない関大であったが、徐々に試合の流れを掴み圧倒的なパスワークで中盤を制圧。しかし前半11分にMF橋本が負傷するアクシデント。2回生の川原が投入される。その直後前半15分、流れるようなパスワークから村田がサイドを突破しコーナーキックを獲得。キッカー河崎のボールに吉田が合わせ先制点を奪う。その後も終始関大ペースで相手ゴール前までは崩せるものの、なかなか追加点が奪えない。たまにあるピンチもロングボール一本やショートカウンターばかり。河崎、金子の両センターバックと、幅広い守備範囲を誇るGK辻本が冷静に対処していく。追加点は得られぬまま前半を1-0で折り返す。
メンバーはそのままで後半。前半と異なり後半は立ち上がりから均衡状態が続く。むしろピンチの回数が増え、1点のリードでは安心はできない。後半26分、ゴギーと川原に代わり岡田と辰巳が投入される。しかし、全体的に疲れが見えはじめ、前半のような攻撃はできず、決定的なチャンスはあるもののなかなか決めきれない時間が続く。そのまま均衡状態は続き、ついに試合終了。
1-0で勝利を収めることができた。その結果、見事決勝トーナメント進出が決定。負けられない戦いではなく、絶対に勝たなくてはいけない戦いに望む関大なでしこ。1点の重みがさらに大きくなる今後、決定機を逃さない得点力が求められるようになるだろう。
文 責:森田 空(3回生)
確認者:足高 清司
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