GAME REPORTS
2016.11.30 10:30KO @宮城生協めぐみ野サッカー場
第14回Iリーグ全日本大学サッカーフェスティバル 2回戦
vs 福岡大学Asatellite
●2-3(0-2)
先発:安川 岩井 羽田 橋本大 永保 俵→山本宗 唐山 山下智 牧野→笹倉 村中→田上 宮村
得点:47’ 俵 70’ 宮村
相手は昨年全国大会で優勝した王者福岡大学。関大ULTRASとしては今日の試合を絶対に勝利し次の試合へと弾みをつけたいところだ。
前半開始は流れを掴むためお互いに前線にボールを蹴り込むシーンが増えている。関大ULTRASは長身フォワードの宮村を狙いロングボールを蹴り込む。対して福岡大学もロングボールを蹴り込み続け試合がなかなか落ち着かない。そんな状況の中で先にチャンスを作ったのは関大ULTRASだった。前半20分橋本のサイドチェンジに反応した俵がディフェンスをかわしクロス。惜しくも村中には届かなかったが見せ場を作る。前半25分には岩井がファールをもらい獲得したフリーキックを牧野がクロス、そのこぼれ球に岩井がフリーでシュートを打つも、枠を外れ惜しくもゴールならず。試合が動いたのは前半30分福岡大学。サイドを突破されフリーでクロスを上げられる。それを頭で合わされ失点。前半40分にはペナルティーエリア内で相手を倒しPKを相手に与えてしまう。それを決められ立て続けに2失点。関大ULTRASは前半から苦しい状況が続く。前半は2点のビハインドで後半へ。
後半はボールを簡単に動かしサイドに起点を置き、試合を優位に進めたい。
開始早々から切り替えの早さと球際の強さで流れが傾く間も無く試合が動く。後半2分、村中がドリブルで中央を突破しサイドを駆け上がる俵へパス、それを冷静に流しこみ1点返す。すると、この点を機に関大ULTRASが流れを引き寄せる。うまくボールを支配し相手ゴールに襲いかかる。8分には唐山が決定的なシュートの場面を迎えるがゴールを奪えない。すると、後半14分、相手のFKから一瞬の隙を突かれ失点してしまい再び離されてしまう。流れを引き戻したい関大ULTRASは後半20分、牧野に変え笹倉を投入し攻撃のギアを上げる。すると、後半25分、唐山のスルーパスに抜け出した宮村が落ち着いて流しこみ再び1点差に迫る。勢いは完全に関大ULTRASへと傾く。その後も橋本大のロングフィードや笹倉のスルーパスから何度もゴールを脅かすもなかなか同点弾は生まれない。お互い譲らず均衡した時間が続く中、関大ULTRASは後半38分、俵に変え山本宗を投入し同点弾を狙う。そして、羽田、橋本大、岩井を前線にあげ、パワープレーに持ち込む、ラスト5分は怒涛の攻撃を見せ、何度もゴールを脅かすも追加点は奪えず試合終了。
試合には敗れてしまったが試合終了の笛がなるまで、ウルトラスは関大らしいサッカーを見せてくれた。今回は日本一という目標を達成できなかったがこの敗戦を教訓にし来年こそは全員サッカーで日本一を達成したい。
文 責:松山 大成(2回生)
確認者:古橋 勇希
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