GAME REPORTS
2017.04.02 14:00KO @J-GREEN堺S1
第22回大阪サッカー選手権 準決勝
vs FC大阪
●0-1(0-0)

公式記録はこちら

雲1つない青空の下、天皇杯大阪府予選準決勝が行われた。対する相手は、JFL代表のFC大阪である。本日行われるJ-GREEN堺メインフィールドは、2016年度同大会決勝でFC大阪に2-0で勝利し、天皇杯全日本サッカー選手権出場への切符を獲得した。本日も関大の勝利に期待したい。
FC大阪のキックオフで試合が開始された。前半開始6分関大のパスワークで相手ディフェンス陣を翻弄するも、シュートまでいけない。前半20分関大は最初のピンチを迎える。ディフェンスラインが裏を取られ、ゴールキーパーと1vs1になる。白澤の素晴らしい飛び出しでクリアするも、相手に渡りロングシュートを打たれる。鯉沼がしっかりとゴールカバーをし、失点を免れた。前半26分試合の流れが落ち着き、関大のボール保持率が上がる。しかし前半30分、2度目のピンチを迎える。左サイドを崩され、クロスをあげられる。ミートした左足のボレーシュートは右にそれ、ピンチを免れた。関大は、ミドルシュートを2、3本打つも得点とはならず、0-0で前半を終えた。
前半開始から半ばまで攻守が目まぐるしく入れ替わり、お互いが激しくぶつかり合う試合となった。前半のみでイエローカードが2枚出るという結果となった。
後半開始4分関大に最初のチャンスが訪れる。右サイド永保のクロスに竹下が合わせるも左に外れる。前半よりも流れの落ち着いた試合展開となり、FC大阪のボール保持率が上がってきた後半14分、後半最初のピンチを迎える。自陣右サイドを華麗なパスワークで崩され、クロスにフリーでシュートを打たれるも、荒木がシュートコースに入り、ブロック。ピンチを免れたように思えた後半18分、自陣右サイドにドリブルで切り込まれた後、1タッチパスでディフェンス陣が剥がされ、シュートを打たれるも、左にそれる。この試合最大の決定機を免れた。後半19分関大にとって痛恨の出来事が起きた。藤村が1発レッドカードで退場となる。後半23分関大は、同時に2人をピッチに送り出す。荒井に代わり、スピードを武器とする鎌田、加賀山に代わり、得点力に優れた大久保を投入した。続いて後半28分関大は永保に代わり、高さに強い羽田を投入する。後半29分自陣左サイドペナルティエリア付近でファールをとられる。直接フリーキックの混戦からバイシクルシュートを打たれるも白澤が落ち着いたセービングでゴールラインを割らせない。後半34分相手は流れるような1タッチパスからペナルティアークまで運ばれ、シュートを打たれるも、左にそれる。後半44分、関大は中井を代えて、関大の10番山本宗を投入した。しかしその直後、後半45分コーナーキックの混戦からこぼれ球を押し込まれ、失点した。後半47分関大は、竹下に代わり、優れた得点感覚を持つ村中を投入した。関大は奮闘するも勝利に届かず、スコアは0-1で敗れた。
体格では劣っていたものの、個々のファイティングスピリットで接戦を繰り広げたが、決勝に駒を進めることはできず、天皇杯大阪府予選から姿を消した。この試合で体得したものと向き合い、4月16日から開催される関西学生リーグ前期に向けて、日々鍛練していきたい。


文 責:梅田 健太郎(2回生)
確認者:前田 雅文




戻る