GAME REPORTS
2017.05.27 16:00KO　＠甲南大学ラグビー兼サッカー場
Iリーグ Bブロック 第4節
vs 甲南大学Amarillo
△1-1(0-0)

先発：鴨川 赤澤 安田有 粂井 小山 俵→浜田 唐山 下村→小坂田 笹倉 田上→木戸口 村中→松山
得点： 54' 田上

Ｉリーグ第４節。相手は甲南大学Amarillo。現在、開幕３連勝し、グループ首位と勢いに乗る関大ULTRAS。前節は7-１と快勝であったが、１試合通しての戦い方に課題が残った。今節は１試合を通して隙なく戦い、勝ち点３を確実に積み上げたい。
アウェーの地に駆けつけた関大応援団の声が鳴り響く中、甲南大学Amarilloのキックオフで試合が始まる。立ち上がりは相手のロングボール主体の攻撃に押し込まれる展開が続き、前半５分には相手右サイドのクロスを合わさるなど危ないシーンが見られた。その後もセカンドボールを拾えず、相手の攻撃を跳ね返すことが出来ない。前半１４分に粂井の縦パスから村中が反転し、この日１本目となるシュートを放つ。この辺りから、徐々に関大ULTRASがボール支配を高める。センターバックを中心としたビルドアップから突破を試みるも、相手のリトリートした守備を崩すことが出来ない。前半終了間際に唐山の縦パスに村中が反応し、田上へスルーパスを通す。そこからシュートまで行くも、枠を捉えられず得点には繋がらない。相手の守備の突破口を見つけることが出来ないまま、前半を０-０で折り返す。
後半は関大ULTRASのキックオフで試合が始まる。立ち上がりは、前半とは違い一進一退の攻防が繰り広げられる。そんな中、後半９分ついに均衡が破られた。粂井のロングボールに田上がヘディングで合わし、関大ULTRASが先制する。相手の一瞬の隙をついた得点であった。この先制点をきっかけに、後半１３分には俵に変えて、浜田を投入するなど攻勢を強めた。しかし、後半１９分に左サイドの相手スローインからプレスが緩くなったところの隙をつかれ失点し、１-１の同点とされる。この失点で、再び両チームの一進一退の攻防が展開されることとなる。試合の主導権を握りたい関大ULTRASであったが、後半３２分に唐山がこの日２枚目となるイエローカードをもらい１０人での苦しい戦いを強いられることとなる。ここで関大ULTRASは後半34分に木戸口、41分には小坂田を投入しチームの立て直しを図る。試合終了間際には笹倉が個人技からループシュートを放つが、惜しくもバーに当たり得点とはならず、試合終了のホイッスルが鳴った。
途中退場者を出し苦しい状況であったが、なんとか引き分けに持ち込んだ一戦であった。また、リトリートを敷いてくる不慣れな相手に対して、パスやトラップの精度の低さが顕著に表れた。これからのリーグ戦を勝ち抜いていくためにも、チーム全体での改善が必要不可欠であると再認識した試合であった。



文　責：小藪 翔平（3回生）
確認者：古橋 勇希




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