GAME REPORTS
2017.09.03 14:00KO @鶴見緑地競技場
関西サッカーリーグ 第11節
vs St.Andrew'sFC
△2-2(1-1)

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前節阪南大クラブに大敗を喫した関大FC。再び流れにのるために、そして優勝争いに残るためにも今節の試合は何としても勝ちたい。
立ち上がりからボールを保持するのは関大FC。この日、右サイドにドリブルを得意とする岡崎を配置した起用が見事にあたる。前半7分、その岡崎がペナルティーエリア付近で敵をかわしてシュート、これは相手キーパーに弾かれる。しかしそのプレーで得たコーナーキックを奥野が蹴ると、西岡がニアに飛び込みヘディングであわせる。このシュートが鮮やかにネットを揺らし関大FCが先制する。1-0とリードし、試合を優位に進めるかに見えたが、その後の14分に中盤でボールを奪われると相手が豪快なミドルシュートをうつ。これが決まり1-1と同点に追いつかれる。先制していただけにもったいない形での失点だ。簡単にボールを渡さず隙のない戦いが必要だろう。スコアは振り出しに戻ったが右サイドでの攻撃は引き続き効果的に機能する。すると、前半33分にまたも岡崎が右サイドを突破し、ペナルティーエリア内で倒されPKを得る。このPKを岡崎本人が蹴るが、相手キーパーのファインセーブにはばまれ、勝ち越しはならない。前半は1-1のまま終了する。
後半に向け、自陣でのミスをせず、よりサイドから攻撃を仕掛けチャンスをつくっていくべきだろう。
半開始直後、ゴール前のくずしから矢野がシュートをうつも枠を外れる。その後は均衡した展開になるかと思われたが、関大FCの2人のFWがチャンスを作り出す。後半17分、矢野が頭でそらしたボールを西岡が持つとゴール前でDFをかわしシュート。これがゴールの左下に突きささり、2-1と勝ち越しに成功する。これでリードを手にした関大FCは守備ができる植田、富永を交代で投入する。このまま勝ちきりたいところだが、後半39分、相手のクロスボールのクリアが中途半端になり、ペナルティーエリア付近で相手に拾われるとフリーの選手にスルーパスをだされる。これを受けた相手が冷静にネットを揺らし2-2と再び同点に追いつかれる。その後はオープンな展開になり両チーム得点を狙うも得点は生まれず、このまま試合が終了。二度のリードを得るも守りきれずに引き分けに終わった。
前回の試合同様、取られてはいけない場所でのボールロストからの失点があった。まず個々が自分の状況を判断して絶対にやってはいけないプレーをしないように努力するべきだ。次戦までにこの課題を克服していくことが重要だろう。




文 責:小林 隆人(2回生)
確認者:保手濱 直樹




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