GAME REPORTS
2017.09.23 15:15KO @大阪教育大学柏原グラウンド
Iリーグ Dブロック 第11節
vs 京都橘大学
〇3-0(3-0)

先発:石田 藤崎啓→田子 和田 北浦 坂本一 金 平沼 山本亮→山本琢 橋本広→小川颯 坂本琢→堤 見鳥→才木
得点:3' 見鳥 14' 見鳥 31' 見鳥

前節の大阪学院大戦に敗れた事により決勝トーナメントへの進出が厳しくなった関大SOLEO。残り3節を全勝すれば僅かではあるが決勝トーナメントへの可能性が残っている。まずは目の前の試合を勝利し決勝トーナメントを目指さなければならない。
関大SOLEOボールでキックオフ。開始直後に藤崎啓のパスに抜け出した見鳥がシュートを放ち立ち上がりから関大がペースをつかむと前半3分、山本亮のコーナーキックのこぼれ球を見鳥が押し込み先制に成功する。早い時間帯に先制した事により関大SOLEOが完全にペースを掴むと前半13分、平沼のスルーパスに左サイドを抜け出した金のクロスに見鳥が合わせ、見鳥がこの日2得点目を記録した。ダブルボランチの山本亮、平沼を中心にピッチ全体を使ってボールを前に運ぶ攻撃を繰り返し、シュートまで持ち込むことが多い時間帯だった。前半30分には山本亮のスルーパスに抜け出した見鳥がゴール右隅に流し込みハットトリックを達成する。守備では和田、北浦を中心としたDFラインのコントロールと前線からの守備、切り替えでチャンスを作らせない。前半38分に自陣中央から意表をつくロングシュートを放たれバーを叩くというピンチを迎えたが、その場面以外ではほとんど相手にチャンスを作らせず前半を3対0で折り返した。
良い内容で前半を終えることが出来たので後半もペースを掴むために追加点を早い時間に奪いたい。
後半の立ち上がりは京都橘U-22が押し込む時間帯が続き自陣でボールを持たれる時間が続いていた。反撃に出ようと後半16分に坂本琢がゴール前で強引にシュート放つも枠を捉えることができない。後半17分に坂本琢、見鳥に変わり堤、才木を投入。FWの2人を同時に変え何とか追加点が欲しいところだ。後半26分には左サイドを突破した金がクロスを上げ才木がシュートを放つも枠を捉えることができない。最後のシュートのところで精細を欠いた。縦に急ぐ攻撃が続いており、前線で孤立する場面も見られた。攻撃が上手くいかない時間帯が続くと京都橘U-22にチャンスが生まれる。後半29分に右サイドからクロスボールのこぼれ球を拾われ、シュートを放たれる。その3分後には中央を抜け出され、キーパーと1対1のピンチを迎える。しかし、失点したくない時間帯に最後の砦として立ちはだかったGK石田がシュートを防ぎゴールを守った。失点はなかったものの追加点を奪えないまま試合が終了し、前半の3得点により3対0で関大SOLEOが勝利した。
前節では0対4で敗れており、失点の多さと、無得点という課題では結果的には改善することができた。しかし、内容的に見ては得点は更に多く取れる試合だった。ゴール前での質を高めなければならない。守備では課題であったDFラインのコントロールの統率を関大SOLEOのディフェンス陣が声を掛け合えて出来ていた。前節ではロングボールからの失点があったが今節でははっきりした処理が出来ていたためロングボールからピンチに繋がることは少なかった。リーグも残り2節、今節で出た課題を改善し、最高の準備をして次の試合も勝利を掴みとりたい。



文 責:矢木 零士(1回生)
確認者:岩切 浩二



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