GAME REPORTS
2017.10.07 15:15KO @関西学院大学第4フィールド
Iリーグ Bブロック 第13節
vs 関西学院大学B1
●2-3(1-1)

先発:鴨川 岩井 安田有 難波 赤澤 俵 長尾→浜田 下村→小坂田 笹倉→唐山 田上 高橋→大久保
得点:15' 高橋 81' 大久保

Iリーグ最終節。相手は関西学院大学B1。決勝トーナメント進出が決まっている両方チームだが、この試合に勝ったチームが首位となる重要な一戦だ。関大ULTRASとしては、今日の試合に勝ち、勢いをつけて決勝トーナメントに挑みたいところである。
前半、立ち上がりから積極的に前線からプレスをかけ、関西学院大学に思うようにボールを保持させない。両チーム共に球際の激しさが、この試合の意味を物語っている。均衡が破れたのは前半15分。背後に抜け出した田上がゴール前の高橋へラストパス。これをダイレクトで流し込んで待望の先制点を奪う。関西学院大学は失点後、負けじと猛攻を仕掛けてくるが、ゴール前で難波、安田有を中心に身体を張ったディフェンスで守る。前半26分、この試合、幾度となく左サイドを突破している俵が、持ち味のドリブルで打開し、フリーの高橋へ合わせるも枠を捉えきれない。すると、前半31分一瞬の隙を突かれ失点し、1-1となる。失点後も長短のパスを織り交ぜながら良いテンポでボールを動かし、相手の隙を伺う関大ULTRAS。時間が経つにつれて、球際が更に激しくなり両チーム勝利に対する執着心を感じる。関西学院大学のロングボールをキーパー鴨川がトラップしたところで前半終了。
良いテンポでボールを動かせているからこそ、ゴール前の崩しへと繋げ、追加点を奪いたいところだ。
後半開始早々、高橋が胸で収めて右サイドの笹倉へ展開し、笹倉から田上へ縦へスルーパス。スルーパスを受けた田上がクロスを上げるが、惜しくも中と合わず。後半も前半同様、前から積極的にプレスをかけることで相手に思うような攻撃をさせない良い守備であった。
後半7分、相手が中盤をドリブルで打開し、強烈なミドルシュートを放つが、関大ULTRASの守護神、鴨川がスーパーセーブでピンチを防ぐ。後半15分、攻守においてハードワークし続けた笹倉に変えて、ドリブルが持ち味の唐山を投入。その直後に、左サイドでボールを受けた俵が中央で背後に抜け出した高橋へとパスを送るも、惜しくもキーパーに防がれる。
その後、後半21分、中央へクロスを上げられ、フリーの選手にシュートを打たれて得点を許し、1-2となり、後半27分にも立て続けに失点。1-3となる。ここで先制点を上げた高橋に変えて得点感覚のある大久保を投入。すると、すぐにチャンスが訪れる。長尾が左サイドの俵へ展開し、俵から中央の大久保へアーリークロスをあげ、大久保が頭で逸らすもキーパー正面。後半35分、試合をコントロールし続けた長尾に変えて、右サイドの仕掛け人、浜田を投入。直後のフリーキックから、途中出場の大久保が押し込んで得点。2-3とする。関大ULTRASとしては、この勢いで同点、逆転と行きたいところ。後半アディショナルに、難波が審判への抗議で2枚目のイエローカードで退場となる。直後、下村に変わり、ハードワークが売りの小坂田を投入。しかし、その後も得点をあげることができずに試合終了のホイッスル。
この結果により、関大ULTRASはグループリーグを2位で通過する事が決まった。グループリーグを首位で突破することはできなかったが、この敗戦をバネに決勝トーナメントでは一戦一戦を全力で戦い、まずは「関西一」を勝ち取り、目標である「日本一」を目指していきたい。



文 責:長井 一真(1回生)
確認者:古橋 勇希




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