GAME REPORTS
2017.10.07 14:00KO @J-GREEN堺S16
KSLカップ 2017 1回戦
vs アイン食品サッカー部
○1-1pk(5-4)
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負けたら終わりの戦いが遂に始まる。グランドは雨上がりの人工芝。ボールの伸び具合に気をつけていきたい。
立ち上がりの2分、左サイドで澤がボールを持ち積極的に仕掛け、たまらず相手がファールで止める。これで得たFKは得点には繋がらないが、前線の選手が積極的なプレーを見せる。対する立ち上がりのアインはシンプルにボールを裏に蹴り、押し込もうとする。関大FCは自陣でなかなかパスを繋げずやや押し込まれる展開となる。前半22分にはパスミスからボールを奪われ、クロスを上げられるもGK勝本が僅かにボールに触ってコースを変え、難を逃れる。試合が中盤になると相手もパスをつなぎはじめ、関大も早いプレスをし続ける。前半終了間際に惜しいチャンスがあるもモノにすることができず、0-0で前半を終える。
立ち上がりはやや押されていたが、時間が経つにつれてボールを保持できるようになってきた。後半はボールをより保持して主導権を握っていきたい。
後半はポゼッションをする時間が増え、相手を押し込めている。ここで得点がほしいところだが、まさかのアクシデントが発生する。後半16分、本玉が自陣でボールをとられるとそのプレーの直後に相手を倒してしまう。このプレーでレッドカードを提示され、関大FCは残り30分を10人で戦うこととなる。前線の人数を減らしなんとか対応する関大FC。我慢する時間が増えることが予想されたが遂にチャンスがおとずれる。後半29分、コーナーキックのボールを坂口が競り合い、こぼれたボールを矢野がシュート。これがネットに突き刺さり、劣勢の中で関大FCが先制に成功する。その後、攻撃のギアを上げてきた相手に対してしっかりと守り続け、時間が過ぎていく。このまま守りきりたいところだが、後半40分、相手のクロスボールをクリアするがそのこぼれ球を拾った相手が強烈なミドルシュートをうつ。これが決まり1-1と同点とされる。そして後半が終了。勝負はPK戦へと持ち込まれる。関大FCは5人全員が成功させたのに対し、アイン食品は4人目のキッカーのシュートが枠を外れ失敗、5-4でなんとか勝利を手にした。
一回戦を突破したが、攻守において多くの課題が見られた。次戦は約二ヶ月後と長期間の空きがあるのでその間に課題をどれだけ克服できるかが躍進の鍵となるだろう。
文 責:小林 隆人(2回生)
確認者:保手濱 直樹
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