GAME REPORTS
2017.10.14 17:45KO @関西学院大学第4フィールド
Iリーグ関西 年間総合優勝チーム決定トーナメント 1回戦
vs 関西学院大学B1
〇4-2(1-2)

先発:鴨川 岩井 長井 安田有 酒井佑 松井→浜田 長尾 下村 俵→唐山 高橋→大久保 田上
得点:14' 松井 48' 唐山 64' 高橋 88' 田上

年間総合優勝チーム決定戦 一回戦 戦評関大ULTRASは、目標である日本一を掴むため、年間総合優勝チーム決定戦の1回戦に挑む。相手はリーグ最終節で悔しい敗戦をした関西学院大学B1との試合である。一度負けた相手には絶対に負けられないため、まずは、この一戦に全力を尽くして戦う。
試合開始早々に田上のファーストシュートでULTRASに勢いを付けていく。リーグ最終節同様、お互いの球際の激しさが、重要な一戦を物語っている。均衡が破れたのは前半9分、相手の右サイドバックからの正確なアーリークロスにドンピシャで合わせられ失点。前線での相手の連携プレーに苦しい時間帯が続いていた。しかし、前半14分コーナーキックのこぼれ球に反応した松井が右足を振り抜き同点に追いつく。ULTRASはここから反撃に出たいところであったが、関西学院大学の質の高い攻撃、トリッキーなプレーにゴールを脅かされるも長井、安田を中心に気持ちの入ったプレーで阻止する。そして、アクシデントの起きた俵に代わり唐山が入る。攻撃の起点となれる唐山を投入し、ULTRASの攻撃を勢い付けていきたかったが、前半31分、相手コーナーキックからゴール前で混戦となり、相手に押し込まれ失点。一瞬の気の緩みが失点へと繋がった。その後も関西学院大学の攻撃が続いたが、ツートップの田上と高橋の前線からのプレスに関西学院大学の守備陣がペースを掴めず、長尾、下村が徐々にゲームを組み立てていくもののなかなか得点を奪えずそのまま前半終了。
後半は攻撃のテンポを上げ、相手の守備を崩していきたいところだ。
そして、肌寒くなる中、後半がキックオフ。後半3分、下村の個人技からファウルを誘い、このセットプレーを長尾が唐山に合わせ同点に追いつく。徐々に攻撃にリズムが出てきたULTRASのペースで試合が展開されていった。酒井のオーバーラップからのクロスや松井のキレのあるドリブルから立て続けにチャンスを作る。そして後半20分、唐山から、田上にボールが入り、田上のスルーパスに反応した高橋が反転し、シュート放つとボールは相手ゴールに吸い込まれ、3対2と逆転する。その直後も岩井の縦パスに田上がペナルティエリア付近からゴールを狙うが決めきれない。このままの勢いで追加点を狙いにいくULTRASに対し、関西学院大学はツートップを2枚替えし、流れを変えようとする。後半35分、この日、1ゴールの高橋に代わり、キープ力と得点力のある大久保が投入される。その直後、大久保の得意のキープからチャンスをつくるも、相手の堅い守備に阻まれる。対する関西学院大学もサイドからの攻撃を何度も繰り返し得点を狙いにくる。しかし、ここも長井、安田の冷静な対応で得点を与えない。すると、後半43分、サイドを抜け出した酒井の正確なクロスに大久保がダイビングヘッドで合わし追加点を奪い、4対2と得点差を広げる。その後も関西学院大学の猛追をしのぎきり、試合終了のホイッスル。
苦しい時間帯もあったが、チームで守りきり勝利を掴みとることが出来た。このままの勢いで次の試合も全員で勝利し、全国大会出場を決めたい。



文 責:松本 歩夢(1回生)
確認者:古橋 勇希



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