GAME REPORTS
2016.04.09 13:00KO　＠ビッグレイクB
関西サッカーリーグ　前期 第１節
vs レイジェンド滋賀FC
△1-1（1-1）





先発：岩瀬 杉本健 安田 門坂 阪本 三井 島田→古庄 松井 中堀→長尾 永松 鐘尾→吉塚
得点：’9 鐘尾


関大FC2008として関西リーグの初戦はアウェイのビックレイクにて春の暑い陽射しの中、開幕した。
先週のアルテリーヴォ戦を経験し、アップから声はでていたため、それほど選手たちに緊張はなく、順調な試合の入りになるかと思えた。しかし、前半開始40秒でディフェンスラインとキーパーとの連携ミスから失点し、出鼻をくじかれてしまった。だが、ここで崩れることなく、前半9分に永松が高い位置でボールを奪い、鐘尾にスルーパスを通し、そこから1人かわしてゴール。あっという間に同点に追いつくことができた。そこからは、先週の試合でできなかった、細かくパスを繋ぐことができ、またボールを奪ってから早いカウンターで決定的なチャンスはいくつかできた。しかし、セカンドボールを拾えなかったり、少しボールを持ちすぎて奪われたりすることで、完全に試合を支配することはできず、前半は1対1のまま終了した。
まず、前半立ち上がりすぐの失点はいらない。優勝するためにも無駄な失点はなくしていく。また、もっとボールをチームで保持するために、MFとFWの入れ替わりやポジションバランスを考えることと、前向きでボールを持っている人が前へ抜け出していくスプリントの数を増やさないといけないと思った。ハーフタイムでは、相手のサイドの裏をとってクロスをあげる攻め方を中心にすることを決め、ロングキックの得意な長尾が中堀と代わって入った。
後半は相手も修正してきて、こちらがやろうとしていた、サイドの裏を簡単にはとれなくなった。また、前半同様に空中戦のこぼれ球を拾えず、中盤でのボールロストも多いため、マイボールの時間が作れなかった。ラスト10分は、フレッシュな吉塚と古庄を前線に入れ、そこからチャンスは作るものの決定的な場面で精度を欠き、点をとることはできなかった。結局、1対1のまま試合は終了した。
この試合通して、こぼれ球に対しての反応が遅く、拾うためには中盤のポジションバランスを保つために、ディフェンスがもっと声をかけないといけない。また、相手がこちらの攻撃に対して修正してきた時、ボールを保持できずシュートまでいけないという状況が生まれたことは、まだまだ攻撃のバリエーションが少ないことや、プレーの質が低いことが原因である。
次節のアミティエ戦に向けて、前回の課題としてもあったが、守備面でのスキを無くすことや、チーム全員のプレーの質の向上が必要であるが、すぐに改善されるものではないかもしれない。しかし、どれだけ1人1人が勝つためにその課題に対して向き合い、練習に取り組むかが重要である。全国社会人サッカー選手権の出場をかけた、残り数試合を確実に勝てるように、さらにチームとしてまとまり、厳しさを持って練習に取り組んでいく。




文　責：古賀 琢也 (4回生)
確認者：保手濱 直樹









戻る