GAME REPORT
2017.04.16 11:30KO @キンチョウスタジアム
関西学生サッカーリーグ 前期 第1節
vs京都産業大学 △3-3(2-0)

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春の暖かさが訪れる中、2017年度関西学生リーグが開幕。関大はピッチ内外一体となって”全員サッカーで日本一”への栄光をつかむための挑戦が始まる。初戦は京都産業大学。長いシーズンを勝ち抜くためにも大事な初戦、勝利して勢いにのっていきたい。
試合開始。関大は序盤から積極的にプレスをしかける。対する京産大はロングボールを多用し攻撃を仕掛けるが関大のDF陣が粘り強く跳ね返し、セカンドボールを奪い合う展開が続き、MF森主、中井を中心とした豊富な運動量でセカンドボールを拾い、素早いパスワークからゴールを狙う。そうした展開の中、前半8分には主将竹下がロングボールから相手DFラインを抜け出し関大ファーストシュートを放つも相手GKのファインセーブに阻まれる。その後も加賀山がたて続けにゴールを狙うが枠をとらえることができない。京産大もショートカウンターからサイドに展開しクロスから得点を狙い、両チーム攻め合う展開が続く。前半25分、遂に関大が均衡を破る。竹下が一瞬の隙からディフェンスラインを抜け出しクロスを上げ、加賀山が冷静に合わせゴールネットを揺らした。関大はその後も素早いパスワークで相手陣内で試合を優位に進めチャンスを伺い、さらに前半終了間際、荒井のクロスが相手のオウンゴールを誘い追加点。2ー0で前半を終える。
前線からの素早いプレッシャーで相手から自由を奪い、関大が試合を優位に進める展開となった。 継続して、後半も運動量を落とさずプレッシャーをかけ続けられるかがポイントになるだろう。
メンバー交代はなく、後半開始。立ち上がり早々、京産大にロングシュートを打たれ、ゴールを脅かされる。さらにCKからボレーシュートを放たれピンチを迎えるが関大のDFが体を張ってゴールを防いだ。後半開始から積極的にゴールを狙う京産大に対して関大は後手を踏む展開に。すると、後半15分サイドを崩され失点。失点直後、またもサイドから崩され、たて続けに失点してしまい、2ー2同点にされてしまう。悪い流れを断ち切るためにも、後半19分関大は1枚目の交代カードを切る。荒井に変わり鎌田を投入。交代直後、鎌田が積極的にしかけ、CKを得る。そして後半20分、CKから鯉沼がヘディングを合わせゴール。値千金の勝ち越しゴールを奪った。その後は両チーム攻め合う展開に。後半30分、塩谷に変えて福原が投入される。関大は守備陣が粘り強く守り続け、一点リードのまま試合は進む。しかし、後半40分、クリアミスから波状攻撃をくらいミドルシュートを叩き込まれ3ー3同点にされてしまう。後半41分、永保に変えて、長身の羽田を投入。試合終盤、関大が猛攻をしかけるも得点は奪えず試合終了。
2ー0から同点にされるも勝ち越しゴールを奪い、体制を立て直すことに成功したが、一瞬の隙から3失点目を喫してしまった。この結果を真摯に受け止め、日々の練習から試合に勝ちきるために改善していかなければならない。次戦に向けて、勝つための準備を怠らず、全員サッカーで勝利をつかみとりたい。



文 責:田口 隼也(2回生)
確認者:前田 雅文