GAME REPORT
2017.11.04 11:30KO @西京極総合運動公園陸上競技場
関西学生サッカーリーグ 後期 第9節
vs阪南大学 ○2-1(1-1)

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2位阪南vs3位関大の上位対決。両チームの勝ち点差は4。関大は直近の2試合を落としている。インカレに出場するためにも、勝ち点3を必ず積み上げなければならない重要な一戦だ。
阪南のキックオフで試合が始まる。序盤は様子見の展開が続いたが、前半9分コーナーキックから阪南が先制し試合が動く。関大は1点を追いかける苦しい展開になると思われたが、前半12分MF塩見のコーナーキックからFW加賀山がへディングで得点し、関大はすぐさま振り出しに戻す。その後は、決定的なチャンスを両チーム作ることが出来ず、1対1の同点のまま、前半を折り返した。
後半の立ち上がりは、阪南が高い位置でボールを保持し、再三にわたり関大ゴールに迫る。関大はボールを取りきれない時間が続くが、後半8分DF鯉沼のゴールライン上での必死のブロックなど、粘り強い守備で阪南に得点を許さない。その後、関大も徐々にペースを取り戻していき、得点の気配を漂わせる。すると、後半39分MF牧野のコーナーキックから、再びFW加賀山がヘディングで値千金のゴール。関大が逆転に成功する。このまま終わる訳にはいかない阪南が、終了間際に怒涛の攻撃をみせるが、関大の牙城を崩すことは出来ずに試合終了。2対1で関大が勝利を収めた。
今日2得点をあげたFW加賀山が、「少ないチャンスをものに出来たことが良かった。チームとしても個人としても良いパフォーマンスが出来たのではないかと思う。」と言うように、関大は攻められる時間が長かったものの、全員がしっかりと連携しあい、終始集中力を切らさずに守れたこと、また流れが悪い中でもセットプレーで得点出来たことが勝利の要因となった。残りの3試合でも、しっかりと勝ち切り、勝ち点を着実に積み重ねて、インカレ出場をものにしたい。




文 責:藤本 将輝(1回生)
確認者:前田 雅文