GAME REPORT
2017.11.25 11:30KO @J-GREEN堺メイン
関西学生サッカーリーグ 後期 第6節 (延期分)
vs姫路獨協大学 ○1-0(0-0)

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現在関西大学は5位。残すは本日の姫路獨協大学のみである。今日の試合に引き分け以上でインカレが決まる絶対に負けられない戦いだ。
前半は関西大学ボールでキックオフ。序盤から高い位置からのプレスでボールを奪い主導権を握る。前半7分藤村のヘディングから永松が抜け出してキーパーと一対一の場面を作り先制点かと思われたがこのシュートはキーパーの正面。勢いに乗る関西大学は塩見、塩谷の両サイドハーフが精度の高いクロスを上げチャンスを作る。しかしなかなか得点をする事が出来ない時間帯が続くと試合の流れは徐々に獨協大学へ。そんな中獨協大学のセンターライン付近のフリーキックを合わされ大きなピンチを迎えるが白澤がファインセーブでチームを救う。一方の関西大学も塩見のフリーキックから鯉沼がうまく頭で合わせるが惜しくも枠の外。その後も膠着した状況が続き前半は終了。
後半、関西大学は立ち上がりからコーナーキックでチャンスを作る。さらに流動的なパスワークから塩谷がクロスをあげ加賀山が合わせるも枠を捉えきれず。後半は再三塩見の精度の高いボールが中へ入るがなかなか枠を捉えることができない。流れを変えたい関西大学は身体能力に優れた大形FW吉井を投入し攻撃を活性化させようと試みる。続けてサイドのスピードスター飯塚を投入する。縦に速い攻撃を仕掛け前がかりになっている関西大学に対して、隙を狙う獨協はカウンターでチャンスを作るが関西大学は体を張ったディフェンスで得点を許さない。その後も塩見のミドルシュートやサイドのクロスから幾度もゴールを脅かすが1点が遠い関西大学。そんな均衡した状態の中ついに待望の瞬間が訪れる。後半アディショナルタイム、こぼれ球に反応した森主が豪快なミドルシュート。これがゴールネットに突き刺さり見事先制点をあげる。試合後森主は「こんなに気持ちの良いゴールは初めてだ。」とこのゴールを振り返ったり待望の先制点をあげた関西大学はこのままこの1点を守りきりリーグ最終戦を勝利で終えた。
この結果関西大学は見事インカレ出場権を獲得した。初戦は12月13日の福山大戦である。インカレでも彼らの活躍に期待したい。



文 責:増岡 大地(1回生)
確認者:前田 雅文