GAME REPORT
2017.10.28 11:30KO @山城総合運動公園陸上競技場
関西学生サッカーリーグ 後期 第7節
vsびわこ成蹊スポーツ大学 ●0-2(0-0)

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現在3位の関西大学は、首位びわこ成蹊スポーツ大学との一戦をむかえる。前節の関関戦での勝利の勢いのままに、今節も勝利し首位との勝ち点差を縮め、インカレ出場へ近づけたい。
まずチャンスを作ったのは、関西大学であった。前半7分にペナルティーエリア付近でのフリーキックを牧野が狙うも、相手ゴールキーパーの好セーブで、惜しくもゴールならず。その後びわこ成蹊に攻められる時間が続くが、センターバックの荒木を中心に、この時間帯をしのぐと、前半25分に左サイドで加賀山がドリブルからクロスを上げ、絶妙な抜け出しをした塩谷が、相手ゴールキーパーと1対1になるが、ゴールの枠をとらえられない。この後関西大学はテンポよくパスをまわし、人とボールが動くシーンが見られたが、前半は0対0で終了した。
後半に入るとびわこ成蹊は、ロングボールを中心に攻めてくる。すると後半3分に、びわこ成蹊が左サイドからクロスを上げ、ゴールキーパーとディフェンスのあいだに落ちたボールを、相手選手が走り込みシュートし、一瞬の隙をつかれ先制点を奪われる。関西大学もすぐに反撃にでるがなかなかチャンスを作れないでいると、逆に後半13分にフリーキックをゴール右隅に決められ、追加点を奪われてしまう。追いつきたい関西大学は、途中交代で入った吉井が個人技から鋭いミドルシュートを放つが、相手キーパーが弾き出す。その後は、ボールは保持しているものの、なかなかチャンスを作れず結果は0対2の敗戦となった。
前半は悪くなかったが、後半の最初にロングボールで攻めてくる相手にうまく対応できず、押し返すことができなかった。先制点を取った後の試合運びは良いのだが、先制点を奪われた後の試合運びが課題である。インカレに出場し、全員サッカーで日本一をとるためにも克服しなければならない。



文 責:慶田 優志(1回生)
確認者:前田 雅文