GAME REPORT
2017.12.09 14:00KO @ヤンマースタジアム長居
KSLカップ2017 準決勝
vsアミティエSC京都 ●0-0(PK2-4)

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2年ぶりの決勝進出を目指す関大FCは今シーズン2敗しているアミティエSC京都とリベンジをかけた一戦となる。
立ち上がりから関大FCは積極的に裏のスペースを狙いチャンスをつくろうとする。それに対して、ゴール前でのくずしから得点を伺うアミティエは前半7分、8分とシュートを打つがGK勝本が落ち着いた対応で防ぐ。互いにチャンスを作るがなかなかスコアは動かない。関大FCは徐々に前線でボールを奪取できるようになり、そこからチャンスをつくる。前半終了間際にはツートップの美座、西岡がシュートを打つが枠を捉えることは出来ずスコアレスのまま前半を終える。
関大FCとしては狙い通りの戦いができているが、試合は動いていない。引き続き集中した状態を保ち、少ないチャンスを活かすことが必要だ。
両チーム交代はなく後半が始まる。前半から引き続き、拮抗した状態のまま試合が進む。お互いにチャンスはつくるが得点に至らない。後半24分に西岡、奥野が連続してシュートを放つも相手キーパーとDFに阻まれる。関大FCは鐘尾、中堀と次々に攻撃的な選手を交代で送り込み、なんとか先制点を奪おうとする。そんな中、後半40分にピンチが訪れる。自陣右サイドからクロスを上げられると中に待っていた相手FWが胸トラップをしボレーシュート。しかしこのシュートはGK勝本がビッグセーブで防ぎ、得点を許さない。結局後半も両チーム得点が生まれずに終了し、勝負の行方はPK戦に持ち込まれる。
アミティエはキッカーが全員成功させたのに対し、関大FCは2人が失敗。PKのスコアを2-4とし、準決勝敗退となった。
前回対戦した時とは違い、今回のアミティエとの試合は非常に拮抗した試合となった。全員が集中し粘り強く戦ったことは良かったが、チャンスを活かせないなどの課題が残った。次は今シーズンラストの試合となる3位決定戦。今回の試合の課題を修正して、今年の関大FCの集大成を見せる試合にしていきたい。



文 責:小林 隆人(2回生)
確認者:保手濱 直樹