GAME REPORT
2018.05.04 15:15KO @関西福祉大学
Iリーグ Bブロック 前期 第1節
vs関西福祉大学Ⅰ2 ○2-0(1-0)

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5月4日(金)、ついにIリーグが開幕した。1月からREDGROWとして始動し約4ヶ月間、熱き闘将東監督の下で目標であるIリーグ日本一を実現すべくチームで練習に取り組んできた。そして今日がその開幕戦。初戦の相手は関西福祉大学。今年のIリーグはシーズンを通して同じ相手とは一度しか対戦しないため、まさに''最初で最後''の相手であった。
立ち上がり、関大は前線からの素早いプレスが効き相手陣内でボールを奪い勢いに乗れるかと思ったが、自分たちのミスも多く試合は攻守の入れ替わりが激しく拮抗した主導権の握り合いとなる。その後も中々マイボールの時間を作ることができていなかった関大だが、前半14分、梅田が右サイドバックからの効果的な上がりをみせファールを獲得、金の質の良いフリーキックでゴール前の混戦が続き、相手のファールからPKを獲得。PKを稲葉が堂々とゴール真ん中に決め、先制点を取った関大は1-0でリードする形となった。このファールにより相手はレッドカードを貰い、1人退場して10人で戦うことになる。得点により勢いづいた関大はCB安田を中心にテンポの良いパス回しで試合のペースを掴み、攻める時間帯が増える形となった。前半27分には、相手の左サイド深い位置からドリブル突破を許しシュートを放たれたが田熊のビッグセーブにより失点を許さず、 それによりチームはより引き締まる。そこから関大は前半終了まで相手コートでボールを保持する時間が長くなり、チャンスも増えた。ビルドアップのミスで何度かボールを奪われカウンターを食らうもDFラインの安定した守備で危なげなく守りきり、結果前半途中から7割ほどのポゼッション率を有し前半を終えた関大であった。
そして後半、前半の立ち上がりと違い序盤から落ち着いてパスをつないで前進しゴールに迫る関大。両CB安田、山田の鋭いサイドチェンジが光り、攻撃ではサイドの高い位置でボールを握りクロスが増えたのが印象的だった。前半の退場により10人で戦う形となった相手は1点のビハインドを許しながらも前線からのプレッシャーが少なくなり自陣で引いて守る形が後半になりベースとなった。しかしその後、序盤から中盤にかけて関大は多くのチャンスを作るも中々試合は動かない。後半36分、その均衡を破ったのはやはり関大だった。CB安田が右サイドの相手背後へ抜け出し折り返しで素晴らしいクロスをあげ、中でボールを収めた坂東がFW奥井を簡単に使い、奥井が丁寧に流し込んで得点し、これが試合を決める決定打となった。
得点後も変わらず相手陣でボールを保持し主導権を握り続け試合は終了し、結果2-0で関大REDGROWは開幕戦勝利を飾った。



文 責:岡田 清亮
確認者:東 剛史