GAME REPORT
2018.04.28 11:30KO @キンチョウスタジアム
関西学生サッカーリーグ 前期 第4節
vs甲南大学 〇4-2(2-2)

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キンチョウスタジアムで関西学生サッカーリーグ第4節が行われた。関西大学は開幕戦こそ勝利したもののそこから第2節、第3節と引き分け、チームは停滞気味。今節で何としても勝ち点3を積み上げたいところだ。第4節の相手は甲南大学。両チームの応援がスタジアムに鳴り響く中関大ボールのキックオフで試合が開始された。
前半5分いきなり試合は動く。相手フォワードにミドルレンジから左足を振り抜かれるとこれがゴール左隅に吸い込まれ、先制点を許してしまう。その後、関大は流動的なパスワークサッカーを披露するもなかなかシュートまで持ち込むことができない。それでも前半20分塩谷がエリア内で倒されPKを獲得。これを塩谷がしっかりと決め同点に追いつく。ここから関大のペースになると思われたが、前半29分相手CKが直接ゴールに入ってしまい再度リードを許す展開となる。しかし、その1分後加賀山がセカンドボールに胸で反応して右足ボレー。これがゴールネットを揺らしまたもや同点に追いつく展開に。その後も一進一退の攻防を見せ、前半は2-2の同点で折り返した。
後半も立ち上がりから両チーム譲れない展開。後半16分には加賀山が獲得したFKを牧野が直接狙うもここは壁に阻まれ得点することができない。後半24分塩谷に代わり松本が投入される。後半29分その松本が牧野のロングスルーパスに反応し、ダイレクトで放ったシュートが見事に決まり、この試合初めて関大がリードする展開となる後半36分には黒川のクロスに再び松本が合わせ追加点。4-2のスコアで試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
この日が自身の誕生日であった松本は「今日の試合は僕にとって一生忘れることのできないゴールで最高のバースデーゴールとなった。」とこの試合を振り返る。次節は宿敵、関西学院大学。関関戦である。今節の勢いそのままに次節でも勝利し、着実に勝ち点を積み重ねていきたい。



文 責:松井 修二
確認者:前田 雅文