GAME REPORT
2018.06.09 11:00k.o.@アクアパルコ洛西
関西サッカーリーグ 第5節
vsおこしやす京都AC ●0-4(0-3)

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梅雨入りしたとは思わせない晴天の中、アクアパルコ洛西で関西サッカーリーグ第5節おこしやす京都AC戦が行われた。昨年の関西リーグでは首位のおこしやす京都に関大FC2008は昨年のリーグ戦では2戦2敗と敗戦を喫した相手にリベンジ、そして今期においては連敗を阻止したい一戦である。
おこしやす京都のキックオフで始まった試合は序盤から相手に押し込まれる時間帯が続いた。そんな中、裏へのボールに平井が反応し、前線からプレッシャーをかけ相手に良い状態でボールを蹴らせない。前半6分には9番に背後を取られピンチを迎えるが、シュートは枠を外れる。さらに前半8分自陣でボールを失い、クロスをフリーであげられ、中で合わせられるもゴールとはならなかった。相手に立て続けにセカンドボールを拾われ、攻め込まれる時間帯が続く関大FC2008は、前半15分に鐘尾のフリーキックのチャンスは惜しくもゴールを外れるが、徐々に右サイドバックの冨永からボールを前線に運べる場面が増える。しかし、前半27分相手のコーナーキックから混戦になったところを9番に押し込まれ失点。前半29分、相手のコーナーキックから4番にヘディングで合わされ失点。前半30分18番に裏に抜け出されシュートをサイドネットに流されて失点。立て続けに失点を喫し、なかなか相手陣地に攻め込むことができない。前半35分に右サイドからボランチの山本から平井から倉本へと繋ぐも最後のクロスが合わず得点を奪うことができない。0-3と厳しい状況で前半を折り返す。
ハーフタイムには、0-3で負けてる状況で、後半は前からプレッシャーをかけ4点奪いに行かなければならない。そのために前線で選手がボールへの関わりを増やす、そしてボールを前から奪いに行くこと、点を取りに行くことを確認した。
後半頭からは倉本に代わり増岡が入る。後半4分相手の5番にイエローカード。いい位置でフリーキックを貰うも得意に繋げることは出来なかった。その後、再び相手コーナーキックの回数が増えるも前半のような失点を許さない。後半18分には梅津に代わり金井が入る。金井を含め、全体的に前線への関わりが増え、コーナーキックのチャンスを得る。しかし、コーナーキックがうまく中と合わず相手に全て弾かれてしまう。山本から平井へ縦パスが入り決定的な場面を迎えるが惜しくも相手キーパーの好セーブに阻まれる。後半23分、平井に代わり古庄が入り、関大がボールを保持する時間帯が増え始める。後半34分には三輪田に代わって門脇が入る。後半の終盤には、相手コーナー付近のスローインから古庄、門脇、増岡と崩し、最後は鐘尾がシュートを放つも、惜しくもバーを超える。少しずつ相手ゴールへ迫るが得点には結びつかなかった。そして、ロスタイムの後半46分相手の左サイドからのシュートで失点し、0-4で試合終了。
前半に連続失点を重ねてしまうと、後半はいい戦いができたとしても、試合は厳しくなる。後半の戦い方を前半からして失点がなければ、今節の勝機はあっただろう。ただし、前半に練習でやってきたことができなかったことは今の関大FCの現状である。これからも試合は続くため、チーム全員の意識の共有を図り、修正をして次の試合は絶対勝利を手にする。
(試合終了後インタビュー梅津)去年2連敗している相手だけに勝ちたい思いは強くあったが、負けてしまいとても悔しい。優勝争いに加わるために次は必ず内容、結果ともにいいものにする。



文 責:井門 林勇
確認者:古橋 勇希