GAME REPORT
2018.07.01 13:00k.o.@桃山学院グランド
Iリーグ Cブロック 第6節
vs桃山学院大学B1 ○2-0(1-0)

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開幕戦に勝ってから3試合、勝利から遠ざかっているSOREO。今日の試合こそ白星を挙げてチームに勢いをつけたい。
炎天下の中、桃山学院大学のキックオフで試合開始。立ち上がりからSOREOは鎌田のドリブルを中心にサイド攻撃でチャンスを作りペースを掴む。しかしその時間帯も長くは続かず、今度は逆に攻め込まれ、前半12分には決定的なシュートを打たれるも石田のビッグセーブでなんとかこのピンチを凌ぐ。前半の半ば両チームなかなかシュートを打てない展開が続くが、その均衡が破れたのは前半20分、山下のコーナーキックから西村が頭で合わせゴール。このゴールについて西村は、「個人としてもIリーグで得点を挙げたかったし、チームにとっても、先制点を取って流れを引き寄せたい時間帯だったため貪欲にゴールを狙っていた。」と語っている。献身的にゴールを狙う姿勢が結果に繋がったようだ。その後は一進一退の攻防が続く中、山下と後藤がサイドに展開し徐々にリズムを作っていくが追加点までは及ばず1-0で前半終了。
メンバー交代なしで後半キックオフ。後半立ち上がり、相手の細かいパスワークからゴールを脅かされるが前半に続いてまたも石田が立ちはだかりゴールを許さない。その後も押し込まれる時間帯が続くがバックラインを中心に粘り強い守備をみせる。すると後半30分、代わって入った山口の積極的なシュートからコーナーキックを獲得。キッカーの山下が蹴ったボールがそのままゴールに吸い込まれ関大は待望の追加点を挙げた。この流れに乗りたい関大だが、桃山大のサイドを使った攻撃に苦しめられる。試合終盤まで、迫力をもってゴールを奪いにくる桃山大に再三シュートを打たれるも、石田の本日3度目のビッグセーブや田淵の体を張ったスライディングがチームを救い、2-0で試合終了。
SOREOは開幕戦以来の白星を獲得した。またIリーグでは初となる無失点での勝利を遂げた。しかし、試合終盤の再三のピンチや流れの中で点が取れていないなどの課題は残る試合となった。この課題を踏まえて、次節も白星を積み上げられるよう練習に取り組む。



文 責:中島 遼馬
確認者:岩切 浩二