GAME REPORT
2018.06.16 11:30k.o.@キンチョウスタジアム
関西学生サッカーリーグ 前期第11節
vs阪南大学 △1-1(0-0)

公式記録はこちら

関西学生サッカーリーグ前期最終節を迎えた関西大学は前節、4回生塩谷、荒木の意地のゴールで立命館大学とのシーソーゲームを3-2で勝利し現在3位に位置付ける。今節の相手は天皇杯予選で惜しくも敗れた阪南大学。両チームの応援がピッチに響き渡る中、関西大学のキックオフで試合開始。
前半立ち上がりは中盤での激しいボールの奪い合いが見られ、両者なかなかリズムを掴めない。前半10分、13分と立て続けに相手にチャンスを作られるが失点は許さない。その直後関大最初のチャンスが訪れる。前半16分森主のボール奪取から大久保、加賀山と繋ぎゴールに迫る。だがここは相手の体を張った守備に防がれる。その後も両者共に決定機を作ることができず膠着した状態が続く。この状況の中先にチャンスを作ったのは関大だった。ゴール正面で大久保が倒されフリーキックを獲得し、それを牧野が蹴るがゴール左に外れる。その後も得点を取ることはできず0-0のまま前半終了。
前半は一進一退の攻防が続き両者共にチャンスを決めきれない。後半は早い時間帯に先制点を奪い、主導権を握りたいところだ。
メンバー交代なしで後半キックオフ。立ち上がりは相手に攻め込まれる時間が続く。後半9分には相手に左サイドからクロスを上げられシュートを打たれるもクロスバーに救われる。大久保に代えて前節2アシストの青木を投入し先制点を奪いに行く。さらに後半20分には松本を投入。その直後の後半23分、相手のクリアを拾った牧野がそのままミドルシュートを打つがキーパーに防がれる。だがここで獲得したコーナーキックから待望の先制点が生まれる。ファーサイドで待っていた松本がボレーシュートをゴール右隅に突き刺し1-0。交代した直後のプレーでゴールを決め期待に応えた。後半31分には佐藤を投入し追加点を狙いにいく。だが試合終了間際の後半43分にコーナーキックから相手にヘディングで合わせられ失点し1-1で試合終了。
試合後松本は「前日にあったワールドカップのスペイン対ポルトガルの試合でナチョ選手が同じ感じのシーンを決めていて、それを僕も見ていたので、溢れてきたときに、ナチョのシュートをイメージして打ったら見事に入った」と笑みを浮かべながら得点を振り替えった。前期最終節を勝利で飾ることができなかった関大。6勝1敗1引き分け勝ち点22で、前期は4位で折り返す。「全員サッカーで日本一」を取るためにも再び全員で勝利のために準備していきたい。



文 責:田岡 勇志
確認者:前田 雅文