GAME REPORT
2018.06.16 14:00k.o.@鶴見緑地競技場
関西サッカーリーグ 第6節
vs高砂ミネイロFC △1-1(0-1)

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2018年6月9日(土)で第53回関西サッカーリーグ第6節が行われた。第6節の相手は高砂ミネイロである。現在3連敗を喫している関大FC2008はなんとしても勝ち点を取りたい一戦である。快晴で気温が高くなる中、関大ボールで試合が開始される。
前半開始早々、試合が動く。相手のコーナーキックをニアでそらされゴール左隅に決められ0-1となってしまう。しかし前節の経験を生かし、相手の勢いに飲み込まれないようキャプテン山本を中心にチームを統一する。その後何度もフリーキックやコーナーキックなどのセットプレーからゴールを脅かされるも、DFラインが集中してゴールを割らせない。
そして前半20分、徐々に関大がボールを保持する時間帯が多くなっていく。しかしなかなかゴールまでたどり着くことができない。そんな中、前半終了間際、関大がペナルティエリア付近で細かいパスを繋ぎ、最後は鐘尾がシュートを打つも得点にはならなかったものの攻撃の兆しが見え前半終了。

ハーフタイムには、松山がもっとできるとチームを鼓舞し、後半を迎えた。
後半開始から関大の流れが続く。後半3分には増岡のドリブル突破から鐘尾にわたりシュートを打つも惜しくも枠外。また後半9分には植田から鐘尾へといい縦パスが入り、鐘尾のパスがズレてしまい得点には至らなかったが前線のいい連携も生まれはじめる。
そんな中、遂に試合が動く。後半11分植田が絶妙な縦パスを鐘尾につけ、鐘尾がキーパーの逆をつくミドルシュートでゴールを決める。途中出場ながらアシストをした植田は
「 いい形でFWに縦パスが入るとチャンスになるとわかっていので、常に狙っていた。それがうまく得点に繋がって良かったと思う。」とこの得点を振り返る。得点で勢いにのる関大FCは相手のプレッシャーを上手くかわしながらパスを回し得点の機会をうかがう。しかし高砂ミネイロの集中した守備でなかなかゴールまで行くことができない。後半途中出場の足立が後半41分にドリブル突破から門脇にラストパスを出すもシュートは枠外。また試合終了間際には足立がドリブルで相手を交わしシュートを打つもポストに阻まれ得点することができないまま、試合終了。
関大FCは後半、怒涛の追い上げを見せるも逆転することが出来ず、痛い引き分けとなった。次節の相手は現在首位のバンディオンセ加古川。前期最終節の集大成となるよう、また全国社会人サッカー選手権への出場権を獲得するため、関西大学全員で勝利を掴みに行く。




文 責:平沼 陸
確認者:古橋 勇希