GAME REPORT
2018.10.21 11:00k.o.@関西大学高槻グランド
関西学生女子サッカー秋季リーグ 1部第5節
vs大阪国際大学 △2-2(1-1)

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秋季リーグ勝ち点0で苦しい状況に追い込まれ、今節こそ全員で勝ち点を掴もうと挑んだ第5節。ホームに迎えた相手は大阪国際大学。関大の力強い応援が鳴り響く中、相手ボールでキックオフ。
前半立ち上がりは集中して入り均衡した状態が続く。そんな中前半7分相手にロングシュートを打たれるが、これはキーパー寺村が落ち着いてキャッチする。前半17分には笠原のドリブルからコーナーキックを獲得し、このコーナーキックに和田温が合わせるが得点にはならない。徐々に関大ペースになりつつある中、前半23分には左サイド鳥本のドリブルから笹部へパスし最後は成迫がシュートを打つがキーパーにキャッチされる。さらに前半26分、右サイドの濱から藤崎愛へと繋ぎ、藤崎愛がクロスを上げ、笹部がシュートを打つが惜しくも枠を超えてしまう。この勢いで一点を取りに行きたい関大であったが前半37分、相手のペナルティエリア付近からのフリーキックを直接決められ失点。しかし、その直後の前半38分、濱からのパスに藤崎愛が合わせ得点。試合は振り出しに戻った。その後、前半41分には相手に裏に抜け出されるが大田萌、成迫が落ち着いて対応する。そのまま1-1で前半終了。
メンバー交代なしの関大ボールで後半キックオフ。開始早々に右サイドから濱がグラウンダーのシュートを放つがこれは枠を外れる。この勢いで、なんとか一点とりたいところだ。その後も関大の勢いは止まらず、後半3分には中盤から右サイドの成迫に展開してコーナーキックを獲得。このコーナーキックはデイフェンスに弾かれ、もう一度クロスを上げるもキーパーにキャッチされる。関大ペースの時間が続く中、後半10分、相手のサイドからクロスが上がるが、これは大田萌が対応。一進一退の攻防が続く。後半16分成迫のコーナーキックに大田萌がヘディングで合わせるもキーパーに阻まれる。ここからさらに勢いに乗っていきたい関大は後半17分、加藤に代え、国広を投入する。すると後半18分、19分と関大がゴール前に迫る攻撃を見せる。勢いに乗った後半20分成迫がサイドでボールを受け、ロングシュートを放つ。このシュートがネットを揺らし、待望の逆転ゴールが生まれる。得点後は相手の攻撃に耐える時間が続くが、DFラインを中心に体を張って守り抜く。追加点を取りたい関大は後半34分、濱に代わり橋本七を投入。そして後半37分には左サイドから鳥本がロングシュートを打つがこれは枠外となる。その後も前線の橋本七からプレスをかけ相手に攻撃を許さないが、なかなか得点は生まれない。そのような中、後半44分相手のフリーキックをキーパー寺村が一度触るも相手に押し込まれて失点を許してしまう。アディショナルタイムは3分。なんとか一点を取りたい関大であったが試合はそのまま2-2で終了となった。
前節に引き続き、試合終盤での失点だけにとても悔しい試合となった。まだまだ詰めが甘いと痛感させられた試合となった。しかし、下を向いている暇はない。一週間後に迫る次節に向けてしっかりと準備し、次こそは勝利を掴み取りたい。







文責者:川原奈那子
確認者:足高清志