GAME REPORT

2018.10.07 15:15k.o. @大阪学院大学(千里山G)
Iリーグ2018[関西]Cブロック 第10節
vs大阪学院大学Ⅰ  △2-2(1-1)

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台風の風の影響が懸念される中行われた第10節。対戦相手は大阪学院大学I。前節の引き分けにより決勝リーグ進出の望みは絶たれたがこの一戦で意地を見せたいところだ。
大阪学院大学のキックオフで試合開始。序盤は、拮抗した展開を見せるが、相手の裏へのロングボールに苦しめられる。負けじと関大も山下と後藤を中心にボールを保持しながらゴールへ向かうもシュートまでは持ち込ませてもらえない。そんな中、前半21分右サイドを崩されクロス、これをニアで合わされ失点。その後、立て続けにピンチを迎えるもDF陣の粘り強いプレーで難を逃れる。すると、前半27分右サイドを抜け出した山口のクロスから坂本琢が同点ゴールを決める。これについて坂本琢は、「ゴールが決まった時は嬉しかったが、まだ同点。すぐに気持ちを切り替えた。」とコメントしている。そこから試合は硬直状態へ。関大はボールを保持し、右へ左へとサイドから崩しにかかる。さらに、前半40分に大塚の縦パスから山口がシュートを放つなどゴールへの可能性を見せた。
後半は、ソレオのキックオフ。前半の勢いのまま得点を狙いたいところだったが、後半8分相手の鋭いドリブルにたまらずファールをしてしまいPKを献上。これを決められ大阪学院大学が勝ち越し。ここから流れは大阪学院大学へ。押し込まれる時間が続くも石田のセーブや田淵の身体を張ったプレーで守り抜く。そんな流れの中、ソレオにチャンスがやってくる。後半29分ペナルティエリア内で間接FK獲得する。このFKを蹴るのはキャプテン田淵。力強く蹴ったボールはゴール左隅へ。頼れる男の一発で同点に追いつく。その後、関大は攻め込む時間が続くも最後の所での決定力を欠きこのまま試合は終了し2-2の同点。
この結果、ここまでリーグ戦後期での白星はない。このまま終わるわけにはいかない。最終節では、ゴール前のクオリティを上げ、果敢にチャレンジする姿勢がソレオにきっと勝利をもたらすだろう。


文責者:林田 幸樹
確認者:岩切 浩二