GAME REPORT
2017.09.15 15:30KO @関西大学・高槻グラウンド
Iリーグ Bブロック 第12節
vs立命館大学Ⅰ ●1-2(0-1)

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Iリーグ第12節。関大ULTRASは立命大Ⅰと対戦する。前節大量得点で勝利した関大ULTRAS。この試合を落とすと決勝トーナメント進出が絶望的となる立命大Ⅰの勢いに飲まれず試合を進めたいところだ。
関大、立命大の両応援団が駆けつけるなか高槻の地でキックオフの笛が鳴り響く。序盤は両チームによる主導権争いが繰り広げられる。しかし、前半7分に一瞬の隙を突かれゴールを許してしまう。立て直しを図りたい関大ULTRASは赤澤のオーバーラップや俵のクロスを中心としたサイド攻撃から相手ゴールに迫り続ける。前半35分には松本のパスを受けた田上が得意のターンからシュートまで持ち込むが決めることができない。流れに乗りたい関大ULTRASであったがここでアクシデントが発生。突破を仕掛けた松本が相手選手と交錯し負傷。プレー続行は不可能と判断し、キャプテン笹倉が投入された。惜しいシーンは作るものの決めきる事ができず前半を0-1で折り返す。
後半の立ち上がり、関大ULTRASが猛攻を仕掛ける。前半同様、俵が精度の高いクロスからチャンスを演出する。さらに後半9分、10分には立て続けに大久保がシュートを放ち相手ゴールを脅かす。後半14分にも岩井のフリーキックのリスタートから赤澤が抜け出し相手ゴールキーパーと一対一の場面を作るが決めきる事ができない。どうしても1点が欲しい関大ULTRASは後半17分にFW高橋を投入する。すると後半24分にその高橋が起用に応える。ハーフウェイライン近くでボールを受けるとそのままドリブルで独走、相手ディフェンス3人をかわしゴールを挙げる。1-1と同点に追いついた関大ULTRASはその後も高橋や途中出場の浜田を起点とした攻撃で追加点を奪いに行く。しかし、相手の立命大もFWのプレスバックや粘り強い守備でそれを阻止する。追加点を奪えず同点のまま試合は残り10分を迎える。すると後半36分に試合は動く。徐々に足が止まりだしたところをドリブルで突破され、たまらずPKを与えてしまう。このPKを相手が冷静に決め1-2と再びリードを許す。なんとしてでも追いつきたい関大ULTRASは反撃に出る。後半42分に高橋のスルーパスから浜田が得意の形でシュートを放つがこれも決める事ができない。そしてこのまま得点を奪う事ができず1-2のまま試合終了。
今季初の黒星を喫することとなった。結果的に相手の勢いに飲まれるゲーム展開となり気持ちと覚悟の弱さを実感させられた試合となった。しかし次の試合は5日後に控えており下を向いている暇はない。決勝トーナメント出場のためにももう負けは許されない。



文 責:小藪 翔平(2回生)
確認者:古橋 勇希