GAME REPORT
2017.05.20 14:00KO @万博記念競技場
関西サッカーリーグ 第4節
vs St.Andrew'sFC ○1-0(0-0)

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学生同士の注目の一戦は万博記念競技場で行われる。
天気は快晴、気温28度の強い日差しの中でキックオフ。立ち上がりはお互いに蹴り合いになるが、そのロングボールの処理をしっかりすることが求められる中でうまくボールを処理することができず、ゲームの入りの悪さから細かいミスも見られる関大FC。主将三井は、チームの雰囲気を感じとり積極的にボールを受け、4分にはミドルシュートを放つなど悪い流れを立て直そうとする。11分にはその三井の裏パスに朝比奈が抜け出しシュートを放つも、相手キーパーに阻まれる。それに対しSt.andrew's FCは、粘り強い守備で流れを掴めさせない。右サイドからのクロスにシュートを合わせられたりとピンチも多く見られ、20分には、本玉を引っ張りだす見事なパスワークで中央を崩され、シュートを放たれるもクロスバーなど、我慢の時間帯も見られた。お互いに決定機を逃してスコアは動くことなく前半終了。
ラインが全体的に下がっており、間伸びをしたところで起点を作られピンチを招いているので、全体での連動した守備と、 細かいミスをなくしていき、巻き返しを狙いたい。 迎えた後半、ロングボールを1年生FW矢野が体の強さを活かし前線でボールをおさめる中、11分には美座を投入。攻撃力をさらに加えた関大FCはようやく攻撃のリズムを掴み出し、猛攻を開始する。すると20分、ゲームが動く。コーナーキックのチャンスに坂口がフリーになり、胸トラップからのシュートが相手DFの股を抜き、ゴールネットを揺らす。我慢強く耐えての貴重な得点にチームの雰囲気はグッと締まった。関大FCの勢いは止まることを知らず、30分には岡崎を投入。浦上と岡崎が両サイドを駆け上がって、クロスを上げてチャンスを量産するが追加点は遠い。ラストプレーではピンチを招いたが、CB本玉を中心に体を投げ出し、最後までゴールを許さず試合終了。
勝ち点をもぎ取り見事勝利した関大。 しかし、主に守備面に課題が残る試合となった。これを修正して次戦に挑みたい。



文 責:星加 浩弥(2回生)
確認者:保手濱 直樹