GAME REPORT
2017.06.04 11:30KO @ビッグレイクC
関西サッカーリーグ 第6節
vsアルテリーヴォ和歌山 ○1-0(0-0)

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関大FCは今節リーグ首位のアルテリーヴォと対決する。上位争いに絡み続けるためにも重要な一戦だ。
風があるなか関大FCのキックオフで試合が始まる。序盤は前半2分に池村がビッグセーブを強いられるなど攻め込まれるシーンがみえる。アルテリーヴォは追い風を利用して積極的にロングボールで裏を狙ってくる。関大FCはここで粘り強い守備をすることが必要だ。押し込まれながらも関大FCはパスを回し続け、中盤以降になり徐々にペースを掴み始める。前半の終了間際に吉塚が得意の左サイドからのカットインからシュートを打つも枠を外れる。前半はスコアレスで試合を折り返した。
関大FCはフィニッシュの単調さを修正することや、自陣では安全にボールを回すことが必要だ。拮抗した展開だけに次の1点が勝敗に大きく関わるだろう。 後半は互いにボールを蹴り合う展開。関大FCとしてはここでパスをつなぎたい。互いにチャンスがないまま試合が進むが後半13分に均衡が崩れる。関大FCの右サイドのコーナーキックを、フリーになっていた梅津がショートで受ける。相手を引きつけたところでファーサイドにフワリとしたクロスを上げると、待っていた坂口が頭で合わせる。このヘディングシュートがゴールネットを揺らし、遂に関大FCが先制に成功する。しかしその後、再び均衡した状態になり時間が過ぎていく。後半の関大FCは追い風を利用して積極的に裏をボールを蹴り、相手を押し込んでいく。だが、リードされているアルテリーヴォは終盤になるにつれて猛攻を仕掛けてくる。41分にはクロスのこぼれ球を詰められるも失点までには至らない。その後も次々とピンチをむかえるが関大FCは集中して守り続ける。ロスタイムに入り相手がクロスボールをボレーで合わせるも枠の上に外れ、それと同時に試合が終了。
首位相手に粘り強い戦いをして見事勝利することができた。リーグ優勝を達成するためにはこのような戦いを続け、さらに得点力を上げることが必要だろう。また、課題であるパスワークは意識的に出来てはいたが低い位置でボールを取られかけるシーンもあるなどまだまだトレーニングが必要だと感じた。これらの課題を修正し、更にレベルアップを図ることが関大FCの成長につながるだろう。



文 責:小林 隆人(2回生)
確認者:保手濱 直樹