GAME REPORT
2017.10.08 14:00KO @桃源郷運動公園陸上競技場
関西学生サッカーリーグ 後期 第4節
vs大阪体育大学 ●1-2(1-2)

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関大は現在3位だが、2位から5位までの4チームが勝ち点差3と混戦状態であり、4位の関西学院大学が直前の姫路獨協大学との試合で勝利したため、インカレに出場するために絶対に負けられない戦いである。
大体大ボールでキックオフ。前半開始早々、相手が深い位置でボールをキープ。それを倒してしまい、フリーキックを与えてしまう。そのフリーキックを相手にフリーでヘディングを合わせられ先制点を許してしまう。立ち上がりから大体大はロングボールを使い押し込んでくるが、粘り強い守備で追加点を許さない。徐々に関大がボールをキープし始め得点が入る雰囲気が漂う前半22分味方のそらしたボールを拾った加賀山のクロスを吉井がジャンピングボレーで合わせゴールを決め、同点に追いつく。このシュートが関大のファーストシュートだった。ここから勢いに乗りたい関大は再三にわたり大体大ゴールを脅かす。前半24分には吉井がロングボールを胸トラップし前を向き、それを加賀山へパス、うまく裏へ抜けだしたように見えたがオフサイドの判定。なかなか逆転することができない。大体大は9番にボールを集めるが荒木を中心にディフェンスラインがことごとくシャットアウト。自由にやらせないことで大体大に決定的なチャンスを作らせない。だが一瞬の隙をつかれてしまう。前半36分、相手の出したスルーパスの処理を鯉沼と安川で意思疎通がうまくいかずもたついているところを9番に抜け出され、ゴールを許してしまう。前半のうちに同点にしておきたい関大はボールを前に放り込みゴールを目指す。前半終了間際に再三のチャンスを作るも、ゴールを奪うまでには至らない。1-2と相手にリードを許したまま前半を折り返す。
前半は相手に合わせてロングボールを使いすぎていた。
関大のメンバー交代はなく、後半キックオフ。立ち上がりから相手に押し込まれるも追加点を許さない。後半14分ついに関大ベンチが動く。牧野に代わり塩見。鯉沼に代わり縦への突破力のある飯塚と、連続で選手をかえる。しかし相手に攻め込まれる時間が続き、何度もゴールを脅かされる。なんとしてでも勝ちたい関大は羽田に代わり村中投入。関大はそれまで右サイドバックにいた飯塚をサイドハーフに上げ、3バックに変えて逆転を狙う。同点を狙う関大は徐々にペースを掴むも得点できず試合終了。
関大は試合終了間際の攻撃でシュートで終わることができなかったのが痛かった。インカレ出場のために次節では勝利を収め連敗は阻止しなければならない。

ゲームキャプテンの永保は「前半は蹴り合いになってしまっていたが、後半は繋ぐことができていた。これを前半からやらなければいけない。もったいない失点もあったし、自分達次第でもっとよくできた試合だった。」と振り返った。



文 責:小河原 海(1回生)
確認者:前田 雅文