GAME REPORT


2019.05.18(土) 14:00k.o. @J-GREEN堺 天然芝フィールド
関西学生サッカーリーグ 前期第8節
vs立命館大学 ●1-2(1-0)

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 4連戦で勝ち点1しかとることができていない関大。その中で迎えた立命館大学戦。現在7位と苦しんでいる中絶対に負けられないこの試合。試合前から気合いの入った関大の応援がグラウンドに響き渡る。
 関大のキックオフで試合開始。前半4分、右サイドを突破されクロスに合わせられるも枠を外れる。前半7分、試合開始から何度もドリブル突破を試みる鎌田が関大にとってファーストシュートを放つも、なかなか関大ペースにはならず。守備では長井、小山を中心に最後の所で体を張って得点を与えないが、立て続けにシュートを打たれ攻め込まれてしまう。「少しでもチームに貢献して、絶対に勝とうという気持ちで臨んだ。」という光藤は安定したセービングと落ち着いたビルドアップでチームを安定させていた。松井修、鎌田の両サイドを起点にリズムを掴み始めていた関大は、前半26分、右サイドでコーナーキックを獲得、キッカー鎌田が蹴ったボールは1度相手ディフェンスに弾かれるが、こぼれ球に素早く反応した矢野が今季リーグ戦初ゴールを決める。その後、何度か危ない場面を作られるもゴール前で体を投げ出して前半を無失点で終え、1ー0とリードして後半に臨む。
 立命大のキックオフで始まった後半。立ち上がりは一進一退の攻防が続いたが、後半11分、関大のディフェンスラインの背後に出されたボールをダイレクトで決められ失点。後半16分、鎌田に代えて荒井を右サイドに投入し、もう一度得点を狙いに行く。立命大がボールを支配する時間が続いている中で、2人目の交代カードを切る。後半23分、松井修に替えて高取を左サイドで投入する。後半30分、交代で入った2人が決定的なチャンスを作り出す。高取が左サイドを突破し、松本がシュート。そのこぼれ球に荒井が反応しコーナーキックを獲得する。後半に入って1番のビックチャンスに応援にも熱が入る。ピッチとスタンド共にゴールを目指すが、追加点は奪えない。後半39分、天笠に替えて沼田を投入する。勝ち点3を取りに行く姿勢を見せ攻撃する場面が増える。後半42分には黒川のクロスに松本がダイレクトで合わせるも惜しくも決まらない。しかし、攻撃的になっていた後半43分、自陣でボールを失ってしまいそのままショートカウンターを決められて逆転されてしまう。アディショナルタイム4分。立命大に上手く時間を使われてなかなかシュートチャンスまでいけずに無念にも終了のホイッスルが鳴ってしまう。
 これで前期8節を終えて勝ち点8。苦しい戦いが続く。それでも前を向いて次こそ絶対に勝ち点3を取る。



文責者:青木 真生都(2回生)
確認者:前田 雅文