GAME REPORTS
2016.05.15 13:00KO @阪南大学 高見の里グラウンド
Iリーグ Cブロック 前期 第3節
vs 阪南大学A1
●0-6(0-3)





先発:田代 酒井佑→古田 山下智 羽田 唐山 金沢→浜田 塩見 下村→田川 牧野 宮村→松山大 山本宗→村中
得点:

5月15日、高見ノ里グランドで関大ULTRASの前期3節が行われた。対戦相手は阪南大学A1。シンプルにサイドを使い、裏のスペースを有効に使うことを徹底してきた。
前半はFW宮村、山本の高さを活かし、2人をターゲットに攻撃を展開した。ペナルティエリアまで迫るもののなかなかシュートが打てない時間が続く。動き直しが少なく、関大ULTRASの特徴でもある良い距離感でのプレーがなかなかできず、良いリズムで試合を展開する事ができない。すると前半23分、裏のスペースに走り込まれシュートを打たれる。そのこぼれ球を決められ失点。その後もコーナーキックからヘディングで合わせられ失点。立て続けに失点をしてしまう。失点をきっかけに関大ULTRASの勢いは弱まっていくばかりであった。一方、阪南大の勢いは止まらない。前半42分裏のスペースに走り込まれ、シュートを打たれる。シュートブロックの際にハンドをとられ、PKを与えてしまい失点。前半0-3という結果で折り返す。
ハーフタイムには、もっと攻撃をシンプルにすること、前線からの守備で自由に前線に蹴らせないことを確認し後半に挑んだ。
後半の立ち上がり5分に宮村、塩見などがミドルシュートを放ち得点を狙っていく。その後も金沢が得意のドリブルで仕掛けチャンスを作り出すも、前線での崩しや攻撃になかなか迫力がない。そこで関大ウルトラスは村中を投入し、前線に勢いを持たせようと試みる。村中の前線からの守備により、相手ディフェンスに自由な時間を与えない。しかし後半17分コーナーキックを弾いたものの、そのこぼれ球を決められ失点。関大ULTRASはキャプテン田川を投入し、下がりつつある全体の士気を上げ、逆転を狙いに行く。すると前線の守備からシュートを打つ場面が徐々に増えてくる。その後も浜田、古田、松山を投入しサイドを起点に攻撃を展開しようとするものの、得点を奪うことは出来ず、阪南大学A1に後半も3失点を重ねてしまい0対6で試合は終了した。
今回の試合では阪南大学A1の勢いを止められないまま、試合の主導権を終始握られてしまう結果となった。練習での球際の強さ、良い距離感での崩し、セットプレーからの得点、どれも体現することができなかった。今回の敗戦がリーグの序盤であることから、まだ改善できる時間はある。今後関大ULTRASが強いチームになるためにも、今回の敗戦からひとつでも多く課題を克服していく必要がある。まだまだ未完成なチームではあるが、可能性を秘めたチームであることは間違いない。その可能性を今後示していきたい。



文 責:稲永 大起 (4回生)
確認者:岩切 浩二








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