GAME REPORTS
2016.05.28 14:00KO @ビックレイクC
関西サッカーリーグ 前期 第7節
vs ルネス学園甲賀
○4-1(0-0)
先発:勝本 阪本 門坂 安田 吉塚 松井→三浦 島田 佐藤→長尾 古庄 大久保→鐘尾 永松
得点:52’ 永松 57’大久保 71’永松 90’鐘尾
前節、阪南大クラブに惜しくも負け、自力での天皇杯大阪予選への出場がなくなってしまったが、他試合の結果により全国社会人サッカー選手権の予選が決定した。今節に勝ち、阪南大が引き分け以下なら天皇杯の大阪予選への出場を決める試合に出ることができ、優勝争いにも踏み止まれるという中で試合に挑んだ。
試合開始からルネス学園甲賀のゴールに迫る関大FC2008。関大の勢いにルネス学園も引く展開になった。9分、DF吉塚の強烈なシュートはポストに阻まれる。14分、DF吉塚からパスを受けたMF松井がゴール前で1人かわしてシュートを放つも相手キーパーに防がれる。序盤は関大ペースが続いた。しかし、関大FC2008はここから良い波に乗れず、逆にパスミスが増え始める。自分達のミスから相手のカウンターを受ける展開になったが、GK勝本とDFラインを中心とした粘り強い守りでルネス学園甲賀に得点を与えなかった。関大FC2008は、その後も、これといったチャンスを作ることもできず、前半が終了してしまった。
ハーフタイムに自分達がどこを目指してサッカーをしているのかを再確認し、前半45分の中で全く変えれなかった流れを後半に自分達でしっかりと変えることを話し合った。
後半6分、流れを変える為MF佐藤に代えMF長尾を投入する。すると1分後の後半7分にMF長尾→FW永松→DF阪本とつなぎ、DF阪本がシュートを放ちクロスバーに当たるも、その跳ね返りを永松が決めて先制ゴール。その後、関大FC2008はテンポよくボールを回すことができ、後半12分にはFW古庄のクロスをFW大久保が落ち着いてゴールに流し込み2-0として試合を優位に進める。後半21分 疲れの見え始めたFW大久保に代えMF鐘尾を投入する。すると5分後の後半26分、MF松井のクロスからMF鐘尾がシュートを放ち、そのボールをFW永松が押し込みゴール。試合を決定づける3点目を奪った。 後半30分、MF松井に代えMF三浦を投入し、追加点を狙う。しかし、またも関大FC2008はここから良い流れを掴むことができない。1人1人のボールを持つ時間が長くなったことによりテンポが生まれず、ミスも増え始めた。その悪い流れを断ち切ることができず後半36分に一瞬の隙を突かれ失点。その後、後半45分にMF三浦のクロスを相手に弾かれるがこぼれ玉をMF鐘尾が決め4-1とし、試合が終了した。
試合には4-1としっかり勝つことができ、勝ち点3を取ることができたがこの試合を通して、悪い流れの時間、良い流れの時間がはっきりしており、悪い流れになった時に断ち切ることができずまだまだ課題の残る試合となった。後期リーグが始まるまで少しの中断期間に入り、一度自分達を見つめ直す時間が出来る。公式戦がないこの期間で一度、冷静に前期リーグを振り返り、後期リーグ初戦までに少しでもチームがレベルアップできているように、自分達の理想とするサッカーの質を練習で上げていきながら、チーム内で競争していく。
文 責:木田 悠亮 (4回生)
確認者:保手濱 直樹
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