GAME REPORTS
2016.06.01 14:30KO @キンチョウスタジアム
関西学生サッカー選手権大会 準決勝
vs 立命館大学
○2-0(0-0)



公式記録はこちら


準々決勝の阪南大学戦、雨の降りしきる中、吉井と竹下のゴールで逆転に成功。これで全国の切符を手に入れた。だがしかし狙うのはまず関西一。そのためにもこの準決勝も必ず立命館大学に勝利したい。
天候は快晴、ピッチの状況も万全の中で立命館大学ボールでキックオフ。前半の立ち上がりから関西大学が優勢に出る。1分も経たない内に森主と塩谷のシュートが立命館ゴールを襲う。最高の出だしに見えたが立命館大学も7番の強烈シュートを皮切りにダイレクトで崩す場面が見え始め、20分に13番のミドルシュート、25番の抜け出しなど、やや流れが傾きかけた。そんな中、31分に藤村のスルーパスから竹下がシュートするもブロックされる。この後もコーナーキックに竹下が合わせるが枠を捉えることが出来ず、得点の匂いを漂わせながら前半が終了。
後半に入っても前半の勢いそのままに47分、森主のスルーパスに竹下が抜け出すが惜しくも外してしまう。その3分後、池端のクロスがバーに当たるなど、あと一歩の所でゴールを奪えないでいる関西大学は69分に塩谷と交代で平尾を投入。その2分後、平尾が縦にドリブル突破しクロスを上げる。その先にいたエース加賀山が冷静にゴールに流し込んだ。値千金のゴールで1対0とリードする。これで勢いに乗った関大は76分布施のスルーパスに平尾が抜け出しマイナスのクロスに森主がシュート。しかしキーパー正面。2点目を狙い行く関西大学は78分に加賀山に代えて吉井を投入。その吉井が前田監督の期待に応える。90分を越えてアディショナルタイムに入った時、布施がバイタルエリアでうまくボールを受け、縦に走っていた吉井にパス。少しつまってボールを取られそうになるがフィジカルで球際を制し、次に来たDFをシザースでかわし、冷静にゴールに流し込んだ。これで2対0。歓喜の声が冷めやらぬまま試合終了。
後半、立命館大学にビックチャンスを与えなかった関大DF。完封勝利し、6月5日の決勝戦に駒を進めた。日本一になるための通過点として決勝の大阪体育大学戦に全員サッカーで絶対に勝利し、関西一を手にする


文 責:那須 弘揮(2回生)
確認者:前田 雅文




戻る