GAME REPORTS
2016.06.05 13:00KO @大阪教育大学グラウンド
関西学生女子サッカーリーグ 春季 第3節
vs 立命館大学
△2-2(1-0)




先発:辻本菜 岸本 辰巳 国広 金子 河﨑 橋本七 村田 加藤 濱 吉田
得点:2 濱 78’ 辰巳


前節の大阪教育大学戦で今シーズン待望の初勝利を手にした関大なでしこ。一部昇格、インカレ出場のためにも今日の立命館大学戦は絶対に負けられない戦いである。
昨夜から降り続いた雨でピッチ状態はややスリッピー。そんな中、立命館大学ボールでキックオフ。課題となっていた立ち上がりは改善が見られ、開始早々前半2分、左サイドでスローインからスピードに乗った村田が上げたクロスに反応した濱の豪快なシュートが決まり、1ー0とし関大に勢いがつく。その後、何度もシュートチャンスを作るが、なかなか得点に結びつかず苦しい時間帯が続く。前半23分には相手のカウンターからシュートを打たれるも辻本菜のナイスセーブで相手に得点を許さない。しかしこれを機に立命大に流れが傾き始める。裏に抜け出される場面が増え、守備の時間帯が続く。前からかける守備を意識していたが、はめ切ることができず関大は攻撃のリズムをうまく作ることができない。良いリズムを作ることができないまま、前半が終了する。
後半が始まり、立ち上がりは良好かと思われた。しかし後半10分、相手にスローインをそのまま中にターンされ、ドリブルからシュートで失点してしまいスコアは1ー1、追いつかれてしまう。さらに後半15分、裏のボールに反応した相手にキーパーをかわされシュートで失点。相手に立て続けに得点を許してしまい、1ー2と逆転される展開となる。後半35分FKを獲得し、河崎が直接ゴールを狙うもわずかに枠の上に外れる。このまま試合終了かと思われた。しかし後半38分、左サイドでボールを回し、河崎が中央にいた辰巳にドンピシャのクロスを上げ、これを狙い澄ましたヘディングでゴールに突き刺す。苦しい場面でのゴールで2ー2に追いついたところで試合終了のホイッスルが鳴る。
2ー2で引き分けたことで予選リーグBブロック2位となり、決勝トーナメントへと駒を進めることができた。しかし、課題の多く残る試合であったため、修正する必要がある。次の相手は、昨年1部リーグで引き分けた聖泉大学である。勝って1部昇格への望みを繋ぎたい。

文 責:中野 亜耶(3回生)
確認者:百済 直樹




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