GAME REPORTS
2016.06.04 10:00KO @大阪商業大学グラウンド
Iリーグ Cブロック 前期 第5節
vs 大阪商業大学
●2-3(0-3)



先発:南 酒井佑→田川 山下 岩井 荒井→橋本大 浜田→羽田 山本宗 下村→唐山 牧野→金沢 松山大 長谷川
得点:80 長谷川 91’ 金沢

前節、勝利はしたものの28本のシュートを打ち2得点と決定力に課題が見られた関大ULTRAS。今週のトレーニングではクロスやシュートなどゴール前の攻撃を中心に行い、1点でも多く取ることを目標に試合に臨んだ。
開始早々、大商大にファーストシュートを打たれ悪い流れから試合のスタートを切ってしまう。それでも、サイドを崩し長谷川、松山と立て続けにシュートを放つものの今節もゴールが遠い。すると前半12分、右サイドを崩されると、角度のないところから相手のシュートが決まり先制点を奪われてしまう。ここから選手間の距離が広くなり、相手に自由にボールを動かされ15分に失点。さらに25分、相手のロングボールの処理を誤り、こぼれ球を拾われ失点し0-3と厳しい状況に立たされてしまう。両サイドを中心に大商大ゴールを脅かすものの決定力を欠きゴールを奪うことができない。37分橋本、羽田を投入しDFラインの安定とセットプレーでの得点を狙う。失点後、決定的な場面を多く作るものの1点を奪えずこのまま前半終了。
後半に入ると終始ボールを支配し大商大ゴールに襲い掛かる。しかし、ゴール前までボールを運ぶものの最後のところで決め手を欠きゴールを奪うことができない。58分に金沢、65分に田川を投入し、前線の枚数を増やしてゴールを狙いに行く。そして80分、CKのこぼれ球を羽田が拾い中央に折り返すと、そのボールに長谷川が頭で合わせ1-3とする。その後も下村や酒井、岩井などの両サイドの崩しや、セットプレーを中心に大商大ゴールに迫るもなかなか追加点が奪えない。逆に、前がかりななったDFラインの裏を取られ決定的なシーンを作られるが、南のファインセーブなどにより無失点で切り抜ける。81分に唐山を投入し、さらにサイドの厚みを増やす。そしてロスタイム、左サイドから金沢が1人でドリブル突破し、冷静にゴールを決める。しかし反撃もここまで。最後の笛が鳴るまでゴールを狙い続けたがあと1点が遠かった。
試合を通して、チャンスシーンは多く作るものの課題である決定力を欠き、敗戦を喫した関大ULTRAS。今期3敗目と苦しい状況だが、まだリーグ戦は続く。課題を1つずつクリアし、次節の勝利、後の決勝トーナメント進出へと繋げていきたい。


文 責:朝比奈 孝佳(3回生)
確認者:古橋 勇希




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