GAME REPORTS
2016.06.11 12:30KO @立命館大学 原谷グラウンド
関西学生女子サッカーリーグ 春季 順位決定トーナメント準決勝
vs 立命館大学
●3-3(PK3-4)
先発:辻本菜 岸本 河﨑 国広 金子 橋本七 村田 加藤 濱 辰巳 吉田
得点:64’ 吉田 80’ 加藤 81’ 吉田
勝てば1部昇格へ望みがつながる聖泉大学との一戦。
晴天の中キックオフ。立ち上がりからダイレクトパスをテンポ良く組み立てていく関大だが、開始早々の前半2分、加藤がGKとの1対1を迎えるもシュートミスでチャンスを逃してしまう。一方の聖泉大学はロングボールを多用し、積極的に背後を狙うスタイルである。ボールの処理を早く行いたいところだ。しかし、14分CKから頭で合わせられ失点。相手の勢いに負けたくないところだが、流れを変えることができず38分に失点。0-2で前半を折り返す。
後半も立ち上がりから吉田を中心に攻めに転じるが、シュートまで運ぶことができない。徐々にリズムを掴んだ関大は、54分村田のクロスから濱が後半初シュートを放つ。しかし、そのカウンターからスルーパスを通され、辻本が飛び出すも交わされ失点し0-3としてしまう。もう点を取るしかなくなった関大だが、相手に疲労が見られボールを支配する時間が増えてきた。64分には金子がCKから決定機を迎え、その後のGKのミスを見逃さなかった吉田がGKを交わし冷静にゴールを決め1点を返す。時間が経つにつれ、足が動かなくなった関大は立て続けにピンチを迎えるが河崎を中心に粘りを見せる。それが実を結び80分村田のスピードで相手を翻弄し、上がったクロスに加藤が合わせ1点差、そして直後の81分裏に抜け出した吉田が強烈なシュートで同点に追いつく。あと一点が遠く、PK戦へ。
1番目の村田、4番目の加藤が外したのに対し、聖泉大学は4人全員が成功し決着。
惜しくも1部昇格の道は断たれたが、決して落ちる必要はない試合だった。前向きにこの敗戦を捉え、次戦につなげて欲しい。
文 責:諸石 健太(4回生)
確認者:百済 直樹
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