GAME REPORTS
2016.06.18 11:30KO @ヤンマーフィールド長居
関西学生サッカーリーグ 前期 第9節
vs 同志社大学
○2-1(1-0)



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前節の桃山戦を逆転勝利しリーグ戦は4連勝、公式戦は9連勝している関西大学。タイトルを獲るためにもひとつひとつのリーグ戦が大切になってくる。関西王者となった関西大学だが、勢いを止めることなく、連勝して日本一に向かいたい。
関西大学ボールでキックオフ。立ち上がりから関大は良い攻撃を見せる。前半4分、スローインからの落としで池端がクロスをあげ、加賀山が頭で合わせるも惜しくもバーの上。6分にも同じようにサイドからの攻撃でチャンスを作る。立ち上がりから前でプレーできており、シュートまで持っていくシーンが多く見られている。前半の半分が経過し、試合は少し落ち着いてきた。相手の攻撃もDF陣ははっきりとしたプレーで防ぐ。セカンドボールを拾ってボールを保持し、相手ゴールへと向かいたいところだ。しかし、前半38分、DFラインをドリブルで突破され、シュートを打たれる。このシュートはポストに当たり、こぼれ球を池端がクリアする。前半終了間際の43分にもシュートまで持っていかれる。このまま前半が終わると思われたが、アディショナルタイムで相手のファウルからフリーキックを獲得。藤村が加賀山に合わせて得点し、1-0に。そのまま前半は終了。後半からも守りに入るのではなく、追加点を狙いにいきたい。
後半の立ち上がりから、前半と比べると徐々に関大のミスが増え、ボールを失う回数が増える。相手ボールの時間が増えたこともあり、同志社に押し込まれる時間帯が暫く続く。後半の13分に藤村に代わってスピードのある平尾が入る。関大は布施を中心にチャンスを作る。後半30分に布施がクロスをあげ、ゴール前で混戦になったところにこぼれ球を加賀山が押し込み、2-0に。得点からわずか1分後の後半31分、フリーキックを相手に与えてしまい、ヘディングで合わされて失点。スコアは2-1になる。失点した直後、32分に加賀山に代わって吉井が入る。試合終了が近づくにつれて、両チームとも勢いがあるなかで、いかにミスを減らして失点をしないかが大切になってくる。42分に塩谷に代わって清永が入り、これで関大は交代カード3枚を切る。前のフレッシュな選手を中心に前からプレッシャーをかけて相手の自由を奪っていきたい。相手のコーナーキックを関大が防いだところで試合終了のホイッスル。
これで関大は公式戦10連勝に。日本一に向けて、流れに乗っている今、前期で勝ち点を少しずつ積み上げてひとつでも上の順位を目指していきたい。


文 責:井上 顕(2回生)
確認者:前田 雅文




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