GAME REPORTS
2016.06.26 14:00KO @J-GREEN堺 メインフィールド
関西学生サッカーリーグ 前期 第10節
vs 大阪学院大学
●0-1(0-0)



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前節の同志社大学戦に勝利しリーグ戦5連勝、公式戦10連勝している関西大学TOPチーム。このまま勢いに乗って大阪学院大戦を制し、関西大学に気持ちいい風を吹かせたいところだ。
大阪学院大学のボールでキックオフ。 立ち上がりはどちらも譲らない一進一退の攻防が続く。前半6分荒木のインターセプトから森主→加賀山へボールが渡る。そのまま加賀山がこのゲームのファーストシュートを放つも枠を大きく外す。先週に続き気合いの入った加賀山のシュートを皮切りに、徐々に試合が関大ペースになり始める。前半9分には竹下が抜け出しシュートを打つもキーパーのセーブに合う。しかし大阪学院大学もボールを徐々に保持しだす。手に汗握る攻防が続く中前半35分、相手にうまく抜け出されキーパーと1対1を作られるもここは前川のビックセーブでなんとか難を逃れた。またも37分ゴール前の混戦から相手にシュートを打たれるが前川がセーブ。今日も前川を中心に集中した守備で失点を許さない。前半40分池端の仕掛けから相手がたまらずファール。いい位置でフリーキックを得るがこれはゴールを大きく外れた。どちらも一歩も引かず、0-0のまま前半終了。
後半は最後のところでしっかりゴールにつなげられるか。
後半9分、布施のフリーキックから荒木があわせるも僅かにゴールの上。後半14分、相手に上手く抜け出されシュートを打たれるもこれはサイドネット。後半も両者譲らず激しいせめぎあいが続く。後半19分、竹下に代わって吉井が入る。吉井の切り裂くようなドリブルからのゴールに期待がかかる。すると後半20分、吉井のドリブルを相手がたまらずファールで止め、いい位置でフリーキックを獲得。これはゴールにつながらないが途中出場の吉井が確実に関大にいい流れをもたらしている。後半25分、布施に代わりスピードに乗ったドリブルが武器の平尾が入る。その平尾の積極的な仕掛けで関大のチャンスが徐々に増えてきた。後半36分には池端に代わって飯塚が入る。攻撃を活性化させ、なんとか1点をもぎ取りたい。しかし後半39分中盤でパスを繋がれ左サイドに展開されシュートを打たれ失点。得点を奪い同点に追いつきたい後半43分、コーナーキックに鯉沼が合わせるもこれはキーパー正面。さらに後半48分には吉井がシュートを打つもキーパーのビックセーブに合う。なんとか盛り返して点を取り返したいがそのままホイッスルが鳴り、試合終了。
終盤での失点で黒星となってしまった関西大学。これで公式戦の連勝記録は10でストップ、関西大学にとって痛い敗戦となった。ここからの戦いは関西選手権王者の関西大学にとって至難の道のりになるだろう。しかし、日本一へ向けてここで足踏みしている時間はない。次節、びわこスポーツ成蹊大学戦へ向けてどれだけの準備ができるか。今がまさに日本一をつかむだけの力があるか、試される時だ。


文 責:坂本 琢(2回生)
確認者:前田 雅文




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