GAME REPORTS
2016.06.26 18:45KO　＠万博グラウンド
北摂リーグ 第４節
vs 追手門学院大学
○3-1（0-0）



先発：池村 山岡 山田→鷹江 漆崎→鬼頭 梅田→坂本一 吉松→那須 八田 田淵 坂東→朝倉 堤→稲葉 本田→安田駿
得点：65’ 安田駿 67’ 稲葉 82’ 鷹江

梅雨特有の暑さが和らぎ、体に心地よい風が吹く夕暮れ、北摂リーグ第4節vs追手門のキックオフのホイッスルが万博Gに響き渡った。
序盤から相手のラインが低かったこともあり関大ボールの時間が続く。しかしシュートまで持っていけない。そんな中でゲームのファーストシュートは追手門。セットプレーを頭で合わせられる。このピンチから一進一退の攻防になるかと思われたが11分の本田のFK、12分に山岡のミドル、直後にも坂東のミドルシュートと立て続けに追手門ゴールに迫る。18分には右に流れた本田のクロスに八田がフリーで右足を振り抜く強烈なシュートもキーパーに弾かれるが、多くのチャンスを生み出し始める。しかしその後は前線からのプレスが影を潜め、全体の間延びから相手ペースに。ディフェンスラインから前に押し出すといった修正力が必要だ。苦しい時間帯に前線が奮起する。33分に本田のシュートは相手にあたり、クロスバーをかすめると、36分には坂東がまたもミドルシュートを放つ。42分には左サイド吉松のクロスにフリーの田淵が合わせる。関大ペースへ流れを引き戻すもゴールを割れず、0-0で前半を折り返す。
ボールの落ち着きどころが少なく見えた前半。選手間の距離を修正し、今週トレーニングしたタイミングの良い動き出し、準備をどう生かせるか。ゲーム中のコミュニケーション、互いの目を合わせることが後半の出来を左右するのではないだろうか。
後半の頭から3選手が代わりゴールを目指したい関大だったが、立ち上がりは前半と同じようにボールを持つもシュートまでいけない。右サイドを起点にタッチ数を減らした攻撃を展開したいところだ。徐々にタッチ数が減り、縦のパス交換のテンポが上がりだす流れにはなるものの、まだシュートまでは辿り着けない。後半10分頃にメンバーを大きく変更すると、コミュニケーション不足から相手にシュートを放たれる。ここから関大は相手と入れ替わってしまう形のボールロストが増え、ボールをゴール前に運べなくなる時間が増える。しかし、後半20分、縦に鋭いカウンターから最後は裏に抜け出した安田駿がゴールゲット。待望の先制点を挙げる。その2分後には安田駿のサイドチェンジから那須のシュートはキーパーに弾かれるも、こぼれ球を安田駿が折り返し、フリーの稲葉が冷静にゴール右隅に沈め2-0。立て続けに得点を重ね点差を広げる。ここからは更に全体の運動量をあげ、ボールを支配しながらチャンスをうかがいたい。両チーム激しい中盤戦を繰り広げる後半36分に左CKを獲得すると、キッカー稲葉の蹴ったボールをフリーの鷹江がヘディングで決め3-0。試合を優位に進めるために大事な1点を奪う。無失点で試合を終了させたい関大であったが後半42分に不用意なバックパスを相手FWに奪われFKを与えると、そのFKからゴールを許し3-1。その後は一進一退の攻防を繰り広げ終了のホイッスルを迎えた。
3-1で北摂が貴重なリーグ2勝目を挙げた。 得点シーンはどれも素晴らしい得点であったが、タイミングの良い動き出しや準備はまだまだ改善の余地がある。90分を通してボールを収める時間を増やしたい。また最後まで気を緩めることなく全員で声を出し続け集中力を保ち続けたい。次節まで時間は空くが今日出た課題をトレーニングで積み重ね、連勝へ繋げたい。




文　責：鈴木 健太（2回生）
確認者：岩切 浩二




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