GAME REPORTS
2016.07.02 14:00KO @万博記念競技場
関西サッカーリーグ 第10節
vs バンディオンセ加古川
△2-2(2-2)


先発:勝本 吉塚 赤澤 門坂 阪本 鎌田→鐘尾 長尾 島田 古庄→中堀 永松→三浦 大久保
得点:23 島田 37’ 永松

徹底した守備のバンディオンセ加古川。攻撃的な関大FC2008。前期はバンディオンセ加古川の徹底した守備を崩す事が出来ず無得点で終わった。勝つためにもサイド攻撃、先制点が鍵になるという中で試合に挑んだ。
試合開始からボールを保持し、サイドを崩して攻めていきたい関大FC2008だったが、バンディオンセ加古川の守備に手こずりなかなかチャンスを作れない時間帯が続いた。テンポ良くボールを回して、ワンツーなど細かいタッチ数で崩していきたいところだった。前半10分、古庄が右サイドを強引に突破しクロスを上げるが惜しくも永松の頭には合わなかった。しかし、これを機にサイドが機能し始め、徐々にチャンスを作り出していく。ラストパスの質、クロスの精度をもっと上げてシュートまで持っていきたい。そして22分、待望の先制点が生まれた。鎌田が左サイドで倒されフリーキックを獲得。長尾の精度の良いフリーキックは1度は弾かれたものの、島田が拾い左足でゴールへ流し込んだ。勢いに乗った関大FC2008は37分、FW永松が追加点を奪った。このまま関大FC2008のペースで試合は進んでいくと思われたが、39分、45分と恐れていたカウンターとコーナーキックから立て続けに失点してしまう。非常に悪い状況で前半が終了した。
ハーフタイムには、無駄なファウルを減らし、奪ったボールをチャンスに繋げていくこと、サイド攻撃は中盤や前線を経由するなどの工夫を加えていくこと、ミドルシュートを増やしていく事を話し合った。
後半開始3分、長尾が増やしていこうと話し合ったミドルシュートを放ち立ち上がりから攻め込む。サイドに一発でロングボールを蹴るだけでなく、中央を使いつつサイドに展開して攻め込みたい。しかし前半と同様引いてくるバンディオンセ加古川のディフェンスをなかなか崩す事は出来ない。60分に鎌田に代わり鐘尾が入り、75分には古庄に代わり中堀が入り、両サイドを代え得点を狙いにいった。サイドを狙いつつも中央突破も増やし、パスを出した後どんどん人が入れ替わり、流動的に動いてシュートまで持っていきたい。80分には永松に代わり三浦が入る。相手の嫌な位置に顔を出しボールを受け、だんだんと空きだしたサイドを使ってゴールを奪いたい。しかし、最後までバンディオンセ加古川の壁を崩すことは出来ず、2-2で試合終了となった。
前期無得点で終わった相手に対して2点先制する事は出来たが、得点直後集中力を欠き、すぐに追いつかれて勝ち切ることが出来ず、勿体無い試合となった。天皇杯、全国社会人サッカー選手権に向けて、まだまだチームとしても個人としてもレベルアップが求められる。そのためにもっとチーム内での競争意識を上げていき、ステップアップしていきたい。


文 責:安田 有輝(2回生)
確認者:保手濱 直樹





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