GAME REPORTS
2016.12.07 13:30KO @江東区夢の島競技場
第65回全日本大学サッカー選手権 1回戦
vs 東海学園大学
◯2-1(0-0)



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3年ぶり22回目のインカレ出場。”全員サッカーで日本一”に向けた大事な初戦が始まる。相手は東海学園大学。この試合に勝って勢いを付けたい所。
試合は開始早々、竹下が果敢にシュートを放つ。この流れに乗りたい関大は、前半6分、加賀山が遠めからシュート。関大は積極的にゴールを狙って行くが、枠に飛ばない。対する東海学園大学は、中盤からの縦パスでリズムを作っていくが、諸石と荒木の両CBがシャットアウト。すると、前半16分、清永のセンタリングに竹下がワントラップから反転シュート。惜しくもゴール上に逸れる。前半22分スローインで前を向いた竹下から、清永にパス。受けた清永がカットインからシュートを放つもキーパー正面。中盤の石井と森主が体を張ったプレーで関大を盛り上げていく。ところが、前半37分、ピンチが訪れる。相手が、セットプレーからのこぼれ球をシュート。GK前川が1度は弾いたボールが、ゴールに吸い込まれて行きそうになるが、ゴールライン上で前川が必死に掻き出した。このまま前半は終了し、後半に期待したい。
関大応援団の大きな声援と共に、後半の笛がなる。すると、いきなり関大が仕掛ける。後半3分、中盤でボールを奪った後、森主と竹下のコンビネーションでゴールを脅かす。良い形は作れているものの、シュートが枠に飛ばない。しかし、東海学園大学が関大ゴールに襲いかかる。後半8分、自陣ゴール前で混戦になり、GK前川が1度は止めるも、ゴールに押し込まれて失点。0ー1。立て直したい関大は、後半14分、加賀山に代えて藤村を投入。後半22分には、塩谷に代えて平尾を投入。この交代が功を奏す。後半25分、平尾のアーリークロスに藤村が折り返し、そこに竹下が反応。ヘディングで流し込む。1ー1。途中出場の2人が試合を振り出しに戻す。後半37分には、2列目から抜け出した森主がクロスをあげ、こぼれ球に清永がボレーシュート。これは相手に当たり阻止される。相手も体を張ったプレーで白熱した展開だ。アディショナルタイムは3分。ここでドラマのような展開が待っていた。池端のロングボールを相手が頭で後方に逸らす。これに素早く反応したのは、竹下。またもやヘディングでゴールにねじ込んだ。2ー1。このまま試合終了のホイッスルが鳴り、見事に逆転勝ち。スタンド、ベンチは歓喜の渦に包まれた。
この勝利で勢いに乗って、目標である、”全員サッカーで日本一”に向けて、より団結していきたい。






文 責:小坂田 知弥(1回生)
確認者:前田 雅文




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